あなたが受けるテストはどのタイプ?《学力検査・適性検査》

選考の第1関門は書類提出、第2関門はテスト(学力・適性検査)です。

選考ステップにテストがない企業もありますが、大手企業や知名度が高い人気企業は選考のために実施していることが多いです。

第1志望に合格するためにテスト対策も頑張りたい!
と思っているみなさんへ

勉強に取り組む前に、志望する企業はどのタイプのテストか知っていますか?

まずはテストの種類と対策方法を頭に入れて、勉強をスタートしましょう!

▼SPI

最もメジャーなテストです。基礎学力や能力を図る「能力検査」と、人となりや性格を知るための「性格検査」の2つからなる適性検査のことです。オプションとして英語問題も実施されることがあります。

>詳しい内容や例題はこちらから!
http://know-how.sponavi.com/how-to/1597/

▼玉手箱

SPIの次にメジャーなテストです。出題される問題は同じ形式のみで、1問にかけられる時間が短いことが特徴です。玉手箱の出題科目は、「言語・計数・英語・性格検査」です。

【科目と対策】
・言語:論理的読解、趣旨判定、趣旨把握
∟全て長文を読んでから回答する形式
★文章を読むことに慣れておくことが大切
・計数:四則逆算 、図表読取、表推測
∟四則逆算は計算式の中にある虫食いを回答する形式
∟図表読取と表推測は、表をもとに回答する形式
★四則逆算以外は電卓が使えるため、答えを導き出す方法が分かればスピード感をもって解き進められる
・英語:論理的読解、長文読解
∟言語と同じく全て長文を読んでから回答する形式
★頻出単語を覚えていれば概要を把握でき、スムーズに回答可能

出題科目と分野がSPIよりも少ないので、短時間の対策でも高得点を狙うことができます。

▼GAB

GABは、玉手箱と同じ日本SHL社が作成しています。玉手箱は受検対象を絞っていませんが、GABは新卒総合職向けとなっています。

科目と対策は、玉手箱と同様です。玉手箱の勉強をしていれば問題ありません。

▼CAB

CABは、コンピューター職適性診断テスト(Computer Aptitude Battery)の略です。玉手箱やGABと同じ日本SHL社が作成しています。SE(システムエンジニア)やプログラマーなどの職種において、実施されているテスト形式です。

【科目と対策】
・暗算:基本的な四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)の問題
・法則性:図形から法則を見つけて答えを導き出す問題
・命令表:図形と命令表があり、命令に従って最終的な図形を導き出す問題
・暗号:始まりと終わりの図形の変化から、暗号の変換法則を推測する問題

どれも公式などの予備知識は必要なく、与えられた情報から法則を活用して答えを導き出す問題となっています。問題形式に慣れることが重要です。

▼その他

他にも様々な形式のテストがあるため、気になる方は調べてみましょう。

CUBIC(tanθ)
eF‐1G
GPS
SCOA
TAP
TG‐WEB
3E‐IP

▼まとめ

テストといっても様々な形式があります。SPIが最もメジャーでありながら、最も出題範囲が広いテストです。SPIの勉強を準備しておけば予備知識としては問題ないでしょう。ただし、玉手箱やGABなどは出題形式に慣れておく必要があります。改めて志望する企業のテスト形式を確認して、対策に取り組みましょう!

>SPIの例題はこちら
http://know-how.sponavi.com/how-to/1620/

 

(参考サイト)
株式会社ネオキャリア,2023年,「【就活生必見!】17種類の適性検査まとめ、Webテストの種類と対策を知る」,unistyle,(2023年3月9日取得,https://unistyleinc.com/techniques/771)
ポート株式会社,2023年,「【就活の筆記試験対策】SPI・玉手箱・GAB・CABの問題傾向」,就活の未来,(2023年3月9日取得,https://shukatsu-mirai.com/archives/24037)

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