面接で聞かれる質問や採用方法など、年によって流行がありどんどん変化しています。
Z世代の就活・採用トレンドをチェックしましょう!
▼SNS就活
最近ではTwitterやInstagramなどのSNSを活用する就活生が増えています。活用方法は大きく分けて情報収集と情報発信の2つです。
|情報収集
SNS上には、就活生がつぶやくインターンシップの感想や面接の進み具合、合否通知など、友達には聞きにくい・話しにくいような情報も流れています。都心部と地方では就活の開始時期や進行スピードに差があるため、例えば地方にいながら都心部への就職を希望する場合は都心部の就活生の動きを把握することが非常に重要になってきます。都心部に住んでいる友達がいなくても、SNSであれば様々な情報を知ることができます。
また、採用情報を発信する企業アカウントや社名を公表して呟いている個人アカウントも増えてきています。LIVE機能を活用して、オンラインOBOG訪問会を実施する企業もあります。気になる企業名で検索してみると、憧れの企業で働く人の日常や仕事内容など、働くイメージが湧く情報が得られるかもしれません。OBOG訪問をしたいと思ったときに知り合いや就職課から繋がることができなくても、Twitter上でアカウントを見つけることができれば、気軽にOBOG訪問と同じような情報を入手できるでしょう。
|情報発信
積極的にSNSツールを活用する企業が増えてきたということは、SNS上に就活生が発信した情報が企業側の目に入る機会も増えてきたということです。
企業と連絡を取る方法としてはナビサイトやメールが主なツールとなっていますが、TwitterやInstagramなどのDM(ダイレクトメッセージ)を活用することもできます。また、普段の活動や力を入れて取り組んでいる内容などを投稿し、自身のブランディングや企業に向けて自己PRすることができます。
《スポ丸からアドバイス》
普段使用しているアカウントとは別に就活用のアカウントを作成するのがおすすめ!
▼動画履歴書
シアトルの大学生がTikTokに投稿した動画が話題になり、そこからアメリカでは#edutokcareerというハッシュタグを付けて自己PR動画を投稿する動きが浸透してきているようです。
今までの傾向からしてもアメリカのトレンドが少し遅れて国内でブームになる傾向があるため、今後日本でも動画で自己PRや自己紹介をする動画履歴書が浸透していく可能性が高いと考えられます。すでに、選考ステップの中に1分程度の自己紹介動画の提出を組み込んでいる企業もあります。
《スポ丸からアドバイス》
文章だけでなく、話し方やジェスチャーなど動画でも自己PRの練習をしておくと安心!
▼ガクチカ不足
コロナ禍に大学生活を過ごしてきたため、オンライン中心の授業になり、十分な活動ができずガクチカに悩む学生がいます。部活動生も、練習が満足にできずチームメイトとの交流も少なく、何をアピールしたらよいのか悩むことでしょう。
ただし、対面での活動が難しい状況であっても、オンラインでのコミュニケーションや各自努力を続けてきたはずです。自分で「こんなことアピールにならないだろうな…」と判断せずに、どんな小さなことでも自分が取り組んできたことを全て書き出してみましょう。また、大学時代にこだわらず人生という大きなくくりで自分をアピールできる強みを探し、次に大学時代にもその強みが発揮された活かされたエピソードを探していくという方法もおすすめです。
企業側もコロナ禍によって学生がガクチカをアピールしにくくなったことに気づいており、ガクチカ以外で学生の人柄を見ようと工夫しています。課外活動ではなく学生の本分である学業に対する質問のウェイトを増やす、モチベーショングラフやライフラインチャートを書いてもらう、もし大学生活をやり直せるとしたらどうしたいか?という仮定の質問をする、など、面接内容も変化しています。
《スポ丸からアドバイス》
面接内容の多様化と聞くと難しく感じるかもしれないけれど、どんな質問に対しても必要なことはコミュニケーション能力と簡潔に説明して伝える力。一朝一夕で身につくものではないため、就職課やスポナビを活用してコツコツ練習しよう!
▼まとめ
SNS就活や動画履歴書など、いま流行りのものは積極的に取り入れていきましょう。また、ガクチカに悩むのはみんな同じです。同じ状況であってもどう取り組むかで結果は大きく変わってきます。
1歩踏み出す、動き出すのは今です!
何をすればよいか分からない人は、まずはスポナビスタッフに相談してみましょう!