営業職に対してどのようなイメージをもっていますか?
「大変そう」「ノルマがきつそう」「稼げそう」「楽しそう」など、人によって様々なイメージがあると思います。
そのなかで「体育会系は営業職に向いている」という噂を聞いたことがある人もいるでしょう。
今回は、体育会系×営業職に関する情報をもとに、その噂の真相に迫ります!
体育会系×営業のイメージとは?
「体育会系は営業職に向いている」という話を聞いたことがある人も多いでしょう。
実際に営業職において、採用したい人物像を体育会系に設定している企業や体育会系を積極採用している企業があります。
ではなぜ営業職の採用において体育会系が人気なのでしょうか?
大学時代の部活動を通して培った体力や根性が評価されているというイメージが強いかもしれません。しかし、最近ではスポーツの世界で勝負に勝つために繰り返してきたPDCAサイクルを回す力や自分で考えて行動できる主体性、個人競技か団体競技かに関わらず部活動という組織で自分の役割を全うする責任能力やチームワークなどを評価する企業も増えてきているようです。
昔は野球部の練習と言えば根性論や精神論が強く、足腰に負担のかかるうさぎ跳びや練習中の水分補給禁止、髪型は全員坊主といったチームもありました。近年ではITやデータに基づく効率の良い練習メニューを行うチームも注目されています。そして、監督やコーチに言われたことをただこなすのではなく、部員自身が自分に足りないものを判断して取捨選択することもあります。練習中に自分のフォームをスマホで撮影して動画を見て分析、修正を行う光景も珍しくなくなっています。そういったスポーツの世界における変化も関係しているのかもしれません。
評価されるポイントや判断基準は変化しているものの、昔も今も体育会系は変わらず一定の人気があるようです。
採用において一定の人気を持つ体育会系の特徴は具体的にどういったものがあるのでしょうか?
続いて、体育会系や体育会学生と呼ばれる人が営業職に向いていると言われる特徴について見ていきましょう!
営業職で発揮できる
体育会学生の特徴
勝負の世界で頑張ってきた体育会学生には、「トップ営業マンになりたい!」「年収1,000万稼ぎたい!」「仕事で成功したい!」と高い目標をもって頑張りたいと思う人もいるでしょう。
そのような人に向けて、営業職で活かせる体育会の特徴をご紹介します。仕事において武器になるスキルや能力、成果を挙げるコツや活躍できるポイントも必見です!
・競争心
競い合う数字が明確になっていることでモチベーションが上がったり、ライバルとの競争に勝つことに対して喜びを感じたりすることがあるのも体育会学生の特徴のひとつ。
営業職は、ストイックに取り組み、成果を重視する傾向にあるため、常に社員同士がライバル心を持ってお互いに良い刺激を与え合いながら仕事に取り組んでいます。競争心が強い体育会学生は、張り合いのある日々を送ることができるでしょう。部活動と重ね合わせて仕事に取り組むことができるため、競争を楽しみながら上を目指すことができる点が体育会学生が活躍できるポイントでもあります。
・PDCA
スポーツは勝負の世界であるため、勝つために日々試行錯誤し練習に取り組んできた人が多いことでしょう。試合に負けてしまったら、敗因を突き止め、その課題を克服するために今後の練習方法を考え、次の試合に向けて練習に取り組みます。そして次の試合の結果をもとに今までの練習が正しかったのか振り返り、改善点を今後の練習に活かしていきます。勝ち続けるためには、常にPDCAサイクルを回し続けなければなりません。そうやって体育会学生は、部活動を通して自然とPDCAを回せるようになっている傾向があると言えます。
その力はそのまま営業職のおいても活かすことができます。営業で数字を上げるために日々試行錯誤し、結果を踏まえて何をすべきかもう一度考え直す、という行動を自然とできるのが体育会学生の強みであり、活躍できるポイントでもあります。
・傾聴力
体育会学生は、部としての目標に対して部員が一丸となって取り組んできたことでしょう。その中でモチベーションが下がっている部員や悩みを抱えている部員がいれば、話を聞いて一緒に解決策を考えてきたはずです。
その傾聴力は営業職においても発揮できる能力です。お客様が話す表面上の言葉だけでなく、深層心理に隠れたニーズや課題を引き出し、解決策を提示することが売上UPにも繋がります。部活動を通して培った傾聴力を活かしてお客様の隠れたニーズを引き出せる傾聴力が体育会学生の強みであり、活躍できるポイントでもあります。
代表的な3つのポイントを挙げましたが、挨拶礼儀・上下関係・チャレンジ精神・ストイック・チームワークなど、他にも部活動を通して培ってきた魅力的な強みはたくさんあります。
その他体育会系の特徴はこちら!
> 体育会系の特徴5選★就活生のイメージと現実 <
スポナビ利用者の中には、社会人になって新人賞を受賞した人や社内最速でキャリアアップした人、新規事業を任された人など、活躍している先輩がたくさんいます。
あなたも部活動を通して培った強みや能力を活かして、活躍する社会人になりましょう!
スポーツを通して成長してきた経験を活かして活躍できる営業職に興味が湧いてきた人は、ライバルとなる体育会学生の趣向性や魅力的な営業職の探し方も調べてみましょう。
続いては、「体育会の趣向性・体育会系×営業の探し方」をご紹介します!
体育会の趣向性
体育会系×営業の探し方
実は、体育会学生からも人気の高い営業職。毎年約2人に1人以上の学生が営業職を志望しています。
※株式会社スポーツフィールドが体育会学生を対象に実施した就活状況調査結果(2025年卒 2023年12月時点 志望する職種)
なぜ人気があるのか?営業職の魅力を見てみましょう。
▼営業の魅力
・結果が数字に表れるため頑張りがいがある
営業職の最大のやりがいとも言えるのが、結果が数字で表れること。努力してもなかなか成果に結びつかず悩むこともありますが、努力が報われて数字が上がったときは非常に嬉しいはずです。また、多くの企業ではインセンティブ制度を設けています。インセンティブとは、基本給とは別に支払われる給与のことです。企業によって基準や定義は異なりますが、ノルマをクリアした分、追加で給与がもらえます。結果が目に見える形でわかり、給与にも反映されることは、営業職の魅力の1つです。
・お客様の反応を直接見ることができる
営業職は、お客様と直接やりとりする立場にあります。商品を購入していただいたお客様から「ありがとう」と感謝の気持ちを直接伝えられたら、営業として大きなやりがいを感じることでしょう。お客様の反応を肌で感じることで、もっと頑張ろうというモチベーションにも繋がるはずです。感謝の言葉以外にも、「あなたが担当で良かった」「これからもあなたから購入したい」といった言葉をもらえるのは、営業職の醍醐味ともいえるでしょう。
・土日休みが多くワークライフバランスが取りやすい
法人営業においては、土日はお客様となる企業もお休みのため、土日休みであることがほとんどです。個人営業においては、隔週土日休みや平日休みの企業もあります。法人営業の仕事に就くと、土日休みのためワークライフバランスが取りやすくなります。平日は仕事に全力を尽くし、土日は家族や個人のプライベートな時間に充てることができます。仕事とプライベートどちらも充実させられるため、営業職の魅力の1つといえます。※法人営業においても土日出社の企業もあるため、募集要項を確認しましょう。
他にも営業スタイルごとに異なるやりがいや魅力があります。
そんな魅力的な営業職はどのように探したらよいのでしょうか?
体育会学生におすすめのサイトはこちら!
> スポナビのイベント情報 <
スポナビのイベントに出ている企業は全て体育会学生を積極採用しています。体育会学生を積極採用している企業ばかりなので、就活を有利に進めることができます。そんな体育会学生の特徴を強みとして評価してくれる企業の中から、理想の営業職を見つけましょう!
ただし、注意してほしいことが1点だけあります。
しっかりと自分の軸を持って、長く働ける企業を選びましょう。「休みが多い!」「給与が高い!」といった目先の数字や条件に飛びつくのではなく、自分が大事にする軸や条件に当てはまるかどうかも重要なポイントです。新卒においては、専門スキルがなくても未経験の仕事に就くことができたり、何にでもなれる無限の可能性を秘めています。だからこそ、ブレない軸を持って就職活動を進めていきましょう。
実際に営業職を探してみると、様々な種類があることに気づくでしょう。
続いては、売る商品や売る相手、営業スタイルなどを分かりやすくご紹介します!
営業職の種類
【商品・営業スタイル・手法別】
営業職は、お客様の課題解決やニーズを満たすためにモノを売る仕事です。どんな企業においてもモノを売る仕事であることには変わりありませんが、売るモノや相手、売る方法などは営業職の種類によって異なります。
▼売るモノ
・有形
不動産・自動車・家電・食品・衣類など、形のあるものを有形商材と言います。有形商材においては、商品知識やプレゼン力、クロージングなどが重要なスキルであり、「商品の魅力をいかに伝えられるか」がポイントになります。逆に、商品自体の価値が高かったり、ブランド力が強かったりすると、そこまでプッシュせずとも商品は売れていきます。
・無形
保険・広告・人材紹介・コンサルティングなど、目に見えない形のないものを無形商材と言います。無形商材においては、傾聴力や共感力、ニーズや課題を把握する力、サービス提案力などが重要なスキルであり、「お客様との関係性を築きながら課題の解決策として自社サービスを提案すること」がポイントになります。
▼売る相手
・個人
個人営業はB to C(Business to Customer)とも呼ばれ、一般消費者に対して営業活動を行います。目の前のお客様が購入を決める最終決定権を持っているため、その人に商品の魅力を伝えることができれば購入に繋がります。
・法人
法人営業はB to B(Business to Business)とも呼ばれ、企業と法人に対して営業活動を行います。目の前の担当者ではなく、その上司が購入を決める最終決定権を持っていることが多いため、その人だけでなく社内の方にも商品の魅力が伝わるようなプレゼンや資料作りを行うことが購入に繋がるポイントとなります。
▼売る方法
・新規営業
新規営業とは、文字通り新しくお客様を開拓していく営業スタイルです。まだ取引のない相手が対象となるため、会うためのアポイント取りや飛び込み訪問などが必要になります。1から関係性を築き取引が始まっていくため、大変な分やりがいも大きいです。
・ルート営業
ルート営業とは、すでに取引のあるお客様に対して新商品の提案や購入後のアフターフォローを行う営業スタイルです。関係性が構築されている状態から提案を行うため、比較的スムーズに購入に繋がることが多いようです。
・反響営業
反響営業とは、インターネット・テレビ・ダイレクトメールなどのメディアを通して広告宣伝を行い、それに興味を抱いて問い合わせをしてきた人に対して営業活動を行う営業スタイルです。興味を持って問い合わせてくれた人が対象となるため、他の営業スタイルよりも成約率は高いようです。
・カウンターセールス
カウンターセールスとは、店舗のカウンター(窓口)に来店したお客様に対して、商品の案内や提案を行う営業スタイルです。携帯ショップや旅行代理店がカウンターセールスの代表例です。反響営業と同じく、購入意欲や興味のある人が対象となるため、比較的成約率は高いようです。
・テレアポ
テレアポとは、「テレフォン・アポイントメント」の略語で、お客様に電話をかけて訪問や商談のアポイント(約束)を取る手法です。新規営業の最初の入り口として行われることも多いです。電話で断られることも多いようですが、アポイントを取ってから訪問するため、訪問すれば確実に商談の機会はいただけます。
・飛び込み
飛び込みとは、取引実績のない企業に対してアポイントを取らずに訪問する営業手法です。こちらもテレアポ同様に、新規営業の最初の入り口として行われることが多いです。テレアポと違い事前にアポイントを取っていないため、商談に行きつく確率はあまり高くないようです。
営業職の中にも様々な種類がありますが、あなたがやってみたい営業スタイルや営業手法はありましたか?
少しでも気になる営業スタイルがあれば詳しく調べてみましょう!スマホがあればすきま時間にできる就活の1つです。
他の職種も気になる方はこちら!
> どんな仕事があるの?どんなことをするの? <
とはいえ、「種類がたくさんありすぎてよく分からない」「どれが自分に向いているのか分からない」と悩んでいるあなたへ
スポナビスタッフに相談してみましょう!
就活のプロであるスポナビのスタッフは体育会出身者が多く、1年を通して大学や部活を担当します。そのため、自分自身の経験をもとに体育会学生に寄り添い、各部活動のスケジュールや特徴を把握したうえで、就活をトータルサポートします。スポナビに登録すると、自己分析やおすすめ企業の紹介、面接対策、書類添削などのサポートが完全無料で受けられます。
また、専任のアドバイザーとして一人ひとりに担当のスタッフが付くため、前回の面談内容や就活状況を踏まえたアドバイスをもらうことができます。その面談の中で「自分の軸が分からない」「休日や給与などの福利厚生でしか比較できない」という悩みにも寄り添って、一緒に考えていきます。最終的な答えを出すのはあなたですが、答えにたどり着くまでのヒントを出したり、1人だとなかなか前に進みにくい状態の方に、1歩前に踏み出すサポートをするのがスポナビです。
体育会学生は『時間』が限られているため、就活エージェントや就職課など利用できるものは積極的に活用して、就活を効率良く有利に進めましょう!
「自分に向いてる仕事が分からない…」
「営業職のイメージが湧かない…」
「おすすめの営業職を教えてほしい!」
といった質問・相談も大歓迎◎
「何を聞けばいいか分からないけど就活の情報を知りたい!」という声にもお応えします!
面談は対面かwebか選択可能です!