皆さんは自分のキャリアを考えたことがありますか?
体育会学生は部活動で忙しいため、一般学生に比べてエントリー数が少ない傾向にあります。
少ない社数で内定を獲得し、入社する1社を決めるためには、より自分のキャリアビジョンやキャリアプランにマッチする会社を見つけなければなりません。
ここでキャリアビジョンが曖昧なまま内定承諾を決めてしまうと、入社後のミスマッチに繋がってしまうかもしれません。
今回は、体育会学生の就職活動において重要なキャリア形成の方法や考え方についてご紹介します!
▼キャリア形成とは
キャリア形成とは、自分で設定したキャリアプランに沿って、必要なスキルを磨いたり、必要な経験を積み上げる過程を指します。
キャリアプランとは、仕事や働き方の将来像(キャリアビジョン)を実現するために作成する、具体的な行動計画のことを指します。
キャリアプランを考えることで、常に目標をもって行動できるため、モチベーションを保つことができます。逆に、キャリアプランが不明確だと、日々の業務に意義を見いだせず、ただ作業するだけになってしまいます。
部活動やスポーツも、目標がなければ何のために練習しているのか分からなくなりますよね。
また、キャリアプランやキャリアビジョンに関しては面接でもよく聞かれる質問です。就職活動における面接でも、これから先の長い社会人生活においても、キャリア形成は重要になってきます。
まずは、自分がいつまでにどのようになりたいかというキャリアビジョンを考え、そのためのキャリアプランを立て、キャリア形成に取り組みましょう!
▼考え方
今回は状況に合わせて3つご紹介します!
・やりたいことが決まっている人は
⇒Will・Can・Must
・憧れの人がいる場合は
⇒ロールモデル
・特に何も思い浮かばない人は
⇒人と話す
|Will・Can・Must
Will・Can・Mustとは、ビジネスにおいてモチベーションを維持したり成果を出しやすくしたりするためのフレームワークです。
Will(やりたいこと)
Can(できること)
Must(やらなければならないこと)
まずWill(やりたいこと)を思いつく限り、たくさん書き出してみましょう。Will(やりたいこと)が定まったらその達成のために必要なCan(できること)やMust(やらなければならないこと)を考えてみましょう。
例えば「スポーツジムを開きたい!」という場合は、そのためにジムの運営やトレーニング指導ができないといけません。また、インストラクターの資格や資金が必要です。
Will・Can・Mustが明確になったら、やりたいことの実現のために、いつまでにどのような力を身に付けて、どのようなことを成し遂げたいのか、言葉で説明できるようにしましょう!
|ロールモデル
Will(やりたいこと)が見つからない、わからない人はロールモデルを見つけるという方法もあります。ロールモデルとは自分の理想とするキャリアや人生を歩んでいる人です。これは身近な人でも、有名人でも構いません。部活動の先輩でも良いです。「かっこいいと思う人」「憧れる人」「尊敬する人」を探してみましょう。
ロールモデルが見つかったら、その人のキャリアについて知りましょう。直接話を聞けるとベストです。有名人や歴史上の人物であれば調べましょう。その人の考え方やキャリアについて知ることで、自分のキャリア形成のヒントになります。
ロールモデルとなる「かっこいいと思う人」「憧れる人」「尊敬する人」は面接でも聞かれることのある質問です。キャリア形成と一緒に考えておくと、面接でも一貫性のある答え方ができます。
ロールモデルを探す方法として、OBOG訪問もおすすめです。
|人と話す
就活生は正社員として働くことを経験していません。なので実際に働いている社会人の先輩の話を聞いてみましょう。働くとはどんなことなのか、どのようなキャリアを歩んできたのか、どんなスキルを持っているのか、などキャリア形成のヒントになりそうな事を質問しましょう。
できる限り働く環境や年齢が異なる多くの社会人に話を聞くことで、固定概念にとらわれない様々な意見を知ることができます。また、人は人と話すことで自分の考えを整理することができます。社会人に質問するだけでなく、自分の考えも伝えてそれに対する意見をもらうと良いでしょう。
スポナビスタッフに話すこともおすすめです!
▼まとめ
いかがでしょうか?
目標に近づく第一歩として、わくわくする楽しい就職活動にしましょう!