総合電機メーカー × 硬式野球部 × 男性

【スポナビの添削ポイント】

★自己PRの文章構成
実はこの学生さんの場合、チームでも個人でも目立った結果は残していません。そのため、「〇〇大会で優勝しました」「打率が〇割上がりました」といった具体的な結果の記載はありません。

しかし、部内のどのような課題を解決するためにどのような取組みをし、どのような結果が得られたのかを、分かりやすい文章構成で書いています。また、最初に部員200名という具体的な数字を入れていることで、大人数の組織の中で貢献するすごさが伝わります。

【伝わりやすい文章構成 】
➀結論
②エピソード(課題・行動・結果)
➂活躍イメージ

会社も部活動も組織として動いていて、違うのは規模感。部活動においてどのようにチームに貢献できたかを伝えると、その延長として会社での活躍イメージを持たせることができます。個人のアピールポイントや活躍結果にこだわりすぎず、視野を広げて自分の強みを考えてみましょう!

★自己PRとガクチカでアピールする具体度やエピソードを変える
部活動生が悩みがちなこととして、「自己PRとガクチカがどちらも部活動生に関する同じことになってしまう…」が挙げられます。

このESを見ると、どちらも野球部での活動について書いています。しかし、その中でも自己PRにおいてはチーム内の意識の差をなくすために取り組んだエピソード、ガクチカにおいては普段から意識して取り組んだことについて書いています。

部活動に関する内容でも、エピソードやアピールしたい内容(身についた力や成長ポイント)を使い分けることで上手に伝えることができます。

また、自己PRでは抽象的で大きなエピソードについて書き、ガクチカではその中でもより細かいエピソードについて書く、という方法もあります。

★うっかり誤字に注意
あなたは気づきましたか?このESでは1つ誤字があります。『学生時代に最も打ち込んだこと』の6行目「冷静に支持を出し~」という部分ですが、正しくは「冷静に指示を出し~」です。

この学生さんの場合は書類選考を通過し無事内定獲得できましたが、誤字が1つでもあれば不合格にする企業も少なくありません。面接は通っていたはずなのに書類で落ちてしまうなんてもったいないです。細部までチェックしてから提出しましょう!

 

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