主観的になりがちな自己分析を客観的に分析!《他己分析》

今回ご紹介するのは『他己分析』

自己分析の1つではありますが、他人に分析してもらう、というちょっと変わった方法です!

▼他己分析とは

自己分析①②では様々な自己分析の方法を紹介してきましたが、自己分析は自分ひとりでやるとついつい主観的な視点が入りがち。

一方、自分の性格や長所・短所を他の人に聞いて分析する「他己分析」はより客観的に分析することができます!

▼目的

他己分析の目的は、客観的な自分を知ることです。
自分では強みと思っていない当たり前の行動であっても、他人から見たら尊敬できる行動かもしれません。自分で弱みだと感じている部分が、他人から見たらあなたの良いところかもしれません。自分のことを客観的に見るために、他己分析は必要です。

そして他己分析で得られるメリットはこちら!
・自分では気づかなかった「強み」に気づける
・短所を知り、改善につなげることができる
・自分と他人の評価のズレに気づける
・客観的な意見をもとに、説得力のある話ができる

▼やってみよう

目的が理解できたら、早速取り組んでみましょう!

【簡単3ステップ】
①周りの人に質問し、回答をお願いする
②回答を自己分析と比較する
③ジョハリの窓に当てはめる

①周りの人に質問し、回答をお願いする
・色んな関係性の人にお願いしましょう!(友人、先輩後輩、監督、親など)
・面識の浅い人でもOK!(面接官は初対面なので、第一印象を知ることも大切)
・できれば10人以上に答えてもらおう!(様々な意見を知ることができる)
・質問例を参考に質問内容を統一しましょう!(比較しやすくなります)

<質問例>
「長所は?」
「短所は?」
「どんな性格?」
「第一印象は?」
「他人に紹介するならどんな風に紹介する?」
「尊敬できるところは?」
「向いていると思う仕事は?」

②回答を自己分析と比較する
他己分析は、回答を集めることよりも、自己分析と比較することのほうが重要です!回答してもらって終わり、にならないよう気を付けましょう。
自己分析と比較して同じである点は、より自信をもって話せるようになります。「周りからも~という点を誉めてもらえます」といった客観的な意見があると、説得力が増しますよね!

また、ギャップがある点はどこがどう違っているのか理解し、新たな気づきにしましょう。第一印象から得られる気づきは多いので、面接の際に何を改善したらいいか、何を意識したらいいか考えてみましょう。

③ジョハリの窓に当てはめる
ジョハリの窓とは、アメリカで発表されたコミュニケーションツールです。自己分析ツールにもなるため就活だけでなく、企業のコミュニケーションの促進や能力開発、キャリアコンサルティングなど幅広いフィールドで活用されています。

開放の窓・秘密の窓・盲点の窓・未知の窓という4つの窓があります。自己分析と他己分析の結果をもとに、それぞれの窓に当てはめてみましょう。

他己分析は、盲点の窓もしくは開放の窓に当てはまります。自己分析は、開放の窓秘密の窓です。未知の窓は空欄でOKです。ジョハリの窓に当てはめることで、一目で比較ができるようになります!

▼まとめ

他己分析のやりかたはわかりましたか?

様々な関係性の人に質問するのがポイントです!
スポナビスタッフに他己分析の質問をしてもらうのもOK!大歓迎です◎

一緒に就活を進めていきましょう!

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