志望する企業にSPIがあることを知って、諦めていませんか?
面談やインタビューの中で、
「SPIがない企業に絞ってエントリーしていました」
「志望度が高くてもSPIがあると分かったらES提出を諦めていました」という声を聞く機会があります。
受ける前から諦めるのはもったいない!
SPIの傾向と対策を知って正しく勉強すれば、部活動との両立で忙しい体育会学生でも合格することができます。今回はSPIの全体像と効率の良い勉強方法をご紹介します!
▼SPIってなに?
SPIとは、基礎学力や能力を図る「能力検査」と、人となりや性格を知るための「性格検査」の2つからなる適性検査のことです。
企業が求める基準に満たない場合、不合格となることが多いです。企業によってSPIを実施する目的は異なり、入社後の配属を決めるために実施している場合は受検者全員合格させることもあります。
選考の初期段階で実施されることが多いため、対策は必須です。
▼受検方法は?
受検方法は「テストセンター」「WEBテスティング」「ペーパーテスティング」の3種類があります。
「テストセンター」
テストセンターと呼ばれる会場に設置されたパソコンで受検する方法です。全国7都市(東京・大阪・名古屋・札幌・仙台・広島・福岡)に常設されており、就職活動のピーク時には増設されます。2022年からはオンライン会場も設けられています。
「WEBテスティング」
パソコンから受検する方法です。自宅や大学など、ネット環境が整っている場所であればどこでも受検可能です。
「ペーパーテスティング」
エントリー先の企業が用意した会場でマークシート方式で受検する方法です。一般的な入試と同じイメージです。
上記3つの受検方法がありますが、「テストセンター」での受検を指定する企業が多いです。
▼どんな問題があるの?
メインは国語の問題が出題される「言語検査」と数学の問題が出題される「非言語検査」の2つです。(企業によっては英語能力検査と構造的把握力検査の受検も必要な場合があります。)
「言語検査」においては、語句の意味・文章整序・二語の関係・語句の用法などが、出題頻度の多い単元です。
「非言語検査」においては、推論・表の読み取り・集合・場合の数・確率・金額計算・分担計算・速度算・割合が、主な出題単元です。
「言語検査」は暗記問題が多いため、満遍なく勉強して知識を身につける必要があります。「非言語検査」は数的処理能力や論理的思考力を見られるため、数式の復習と苦手単元の重点的な対策が必要です。
▼効率の良い勉強方法
《STEP1:過去問を解いてみる》
まずはSPIの全体像や自分の現状を把握するために、過去問を解いてみましょう。この時点の点数は気にしなくて大丈夫です。
《STEP2:苦手分野に絞って問題集を解く》
過去問を採点して得意分野と苦手分野が分かったら、苦手分野に絞って勉強していきましょう。問題集1冊全て解こうとすると時間がかかるため、苦手分野の問題を繰り返し解き、苦手分野の強化に取り組みます。
《STEP3:すきま時間にアプリで知識をつける》
SPI対策の無料アプリはいくつかあります。無料で提供されているため1つのアプリに入っている問題数は少ないですが、複数のアプリをダウンロードしておけば様々な問題に触れることができます。
▼まとめ
スポナビに登録していた先輩方も、効率の良い勉強方法で対策に取り組み、SPIを通過してきました。SPIの対策をしっかりして、部活動との両立で忙しいあなたも合格を勝ち取りましょう!
言語検査の勉強方法はこちら!
https://know-how.sponavi.com/how-to/1620/
非言語検査の勉強方法はこちら!
https://know-how.sponavi.com/how-to/1642/