体育会学生こそ就活を早く始めたほうが良い理由(秘)

「インターンシップとか説明会とか就活の話を聞くようになってきたけど、まだやらなくても大丈夫でしょ!」「早く始めたほうがいいって聞くけど、部活引退してから始めれば余裕でしょ!」

と、思っていませんか?

「どうせ早く始めたほうが良いって話でしょ。」

と、いう声が聞こえてきそうですが、、、

『その通りです!』

腰が重い体育会学生に向けて、今回は早く始めるメリットとスタートが遅くなるデメリットを詳しく説明します!

▼デメリット

【遅く始めるデメリット①】
就活の早期化

年々、就活の早期化が進んでおり、3年生の2月時点での内定率は3年間でこれだけ変化しています。

※参考データ:株式会社リクルート,2023年,就職プロセス調査(2024年卒)「2023年2月1日時点 内定状況」,就職みらい研究所,(2023年6月29日取得,https://shushokumirai.recruit.co.jp/research_article/20230210001/

3年生の時点でおよそ5人に1人は内定を獲得しているということです。

さらに、25卒からインターンの位置づけが変わるため、さらに早期化が進む可能性があります。

>> 体育会学生の就活状況はここからチェック! <<

【遅く始めるデメリット②】
求人が少なくなる

企業側としては、目標の採用人数に到達すると求人をストップします。早期化に伴い、企業の採用枠が埋まるスピードも速くなることが予想されます。

業界によっては3年生の12月までに募集を締め切るところもあります。4年生になってから就活を始めて、良いなと思う企業を見つけても、すでに募集が終わっていた、なんてことになりかねません。

就活のスタートが遅ければ遅いほど、就職先の選択肢である求人数が少なくなってしまいます。

【遅く始めるデメリット③】
妥協してしまう

スタートが遅れたことによって応募できる求人が限られてしまい、本当に納得しているわけではないけれど、他に良い求人がないから今内定をもらっている企業に就職を決める、という就活生もいます。

限られているのは求人数だけでなく、体育会学生の場合は就活に使える時間も限られています

しかし、妥協で就職先を決めてしまうと、入社後のギャップが生まれ、早期離職に繋がってしまう可能性もあります。

【遅く始めるデメリット④】
準備(練習・成長)期間が短くなる

就活は誰しも初めて経験するため、失敗から学んで次に繋げるというステップが非常に重要です。スタートが遅いと、失敗するタイミングが遅くなり、次に繋げる機会も減ってしまいます。ただでさえ求人が減っていく中で、失敗から学ぶタイミングが遅くなってしまうと、成長した状態で受けられる求人はさらに限られてしまいます。

もっと早くスタートしていれば、1か月早く今の状態で選考を受けられていれば、あの企業に内定をもらえていたかもしれないのに。そう考えても時間を巻き戻すことはできません。

【遅く始めるデメリット⑤】
周りと差が付いて不合格になりがち

3年生の夏から就活をスタートした学生と4年生の3月になってから就活をスタートした学生が、4年生の3月に同じ選考を受けた場合、結果はどうなるでしょうか?

前者の合格率が高くなります。それは、企業研究や自己分析にじっくり取り組んでいて、今までの選考の反省を活かして、成長した状態である可能性が高いからです。

対して後者は、選考経験が少なく、選考に慣れていないため、うまく受け答えができないかもしれません。普段のコミュニケーション能力と就活で評価されるコミュニケーション能力は異なるため、コミュニケーション能力に自信があったとしても、選考慣れしていないとなかなか合格できないものです。

もともとのポテンシャルは同じでも、就活を始めるタイミングによって生まれた就活経験の差によって、合否が分かれてしまうのです。

▼メリット

【早く始めるメリット①】
多くの会社を知ることができる

日本には約367万の会社※があります。そのうちあなたは何社知っていますか?

※総務省統計局,2021年,「令和3年経済センサス‐活動調査」,経済センサス,(2023年5月18日取得,https://www.stat.go.jp/data/e-census/2021/index.html)

10社知っている会社の中から1社内定をもらって就活を終えるのと、300社知っている会社の中から2社内定をもらって就活を終えるのとでは、後者のほうがより自分に合った企業に入社できるはずです。

早く始めることで業界研究に時間を使うことができ、多くの会社を知ることができます。

3年生の夏にしか説明会を実施しない企業や早期に求人を締め切る企業もあります。スーツを着て説明会やインターンに参加するだけが就活ではありません。ナビサイトやネットで求人や企業を調べることも立派な就活です。

1社でも多くの企業を知って、自分に合う1社を見つけましょう!

>> 業界研究はここから <<

【早く始めるメリット②】
準備(練習・成長)期間が長くなる

遅く始めるデメリット④でも説明しましたが、就活はみんな初めての経験であるため、失敗や不合格から学んで成長していきます。

早めにスタートできれば、インターンの応募面接や早期選考などの経験を通して、選考のコツや就活マナーを学ぶことができます。

インターンや早期選考の段階であれば、面接官も就活生が選考慣れしていないことを考慮してくれることが多いです。話しやすい雰囲気づくりや、選考後の丁寧なフィードバックなど。

さらにエージェントや就職課も早期であれば比較的予約が取りやすく、面接練習や書類添削などサポートしてもらうことができます。2月〜3月にかけての就活ピーク時期は、すぐに予約が埋まってしまいます。

【早く始めるメリット③】
選考の合格率がUPする

遅く始めるデメリット⑤でも説明しましたが、早く始めることができれば面接力を磨くことができます。

早い時期の選考は、参加者の面接レベルはほとんど同じ。差を感じたとしても、その時点で面接練習に取り組めば、早期選考には十分間に合います。

面接力を磨いた状態で3月の選考を迎えれば、自信をもって堂々と話すことができ、合格できるでしょう。

>> 面接力を磨きたい人はこちら <<

【早く始めるメリット④】
納得いくまで就活できる

早期から就活をスタートすることで、就活に取り組める期間が長くなります。

1社目の内定をもらうまでは、「内定がもらえなかったらどうしよう…」という不安や焦りから「早く内定をもらって就活を終わりたい」と思う人が多いでしょう。

しかし、1社内定をもらうと心に余裕ができ、「もっと魅力的な会社はないかな?」「大手にも挑戦してみようかな?」と、より就活に前向きになることができます。

一概に長く取り組んだほうが良い、というわけではありません。しかし、部活動の予定もある中でいつでも就活に時間が使えるわけではない体育会学生だからこそ、長い期間就活の時間を設けることで、余裕をもって納得のいく就活にすることができます。

【早く始めるメリット⑤】
部活動に専念できる

部活動を引退してからでいいやと思っていても友達の話を聞いて、どうしても焦り始めてしまうもの。そうなると部活と就活どちらも中途半端になってしまいます。

早期から就活に取り組めば、時期によって就活と部活動のウェイトを調整することができます。インターンや説明会など合否に直結しない段階では部活動のウェイトを重く、就活のウェイトを軽く。早期選考が始まったら就活のウェイトを重くして、時には思い切って部活動の練習を休む。部活動のリーグ戦やシーズンの時期は部活動に専念して、就活はいったんお休みする。などなど。

早期選考から早期に内定を獲得できれば、何も気にすることなく引退まで部活動に専念することもできます。

就活と部活動どちらかを取るのではなく、どちらも満足のいく状態で終えられるよう両立することができます。

>> 先輩の両立体験談はこちら <<

▼まとめ

記事を読んで早速始めようと思った人は、まずは面談を予約してみましょう!すでに面談したことがある人は、業界研究や自己分析、インターン参加などどんどん進めていきましょう!

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