【競技別:陸上】人事に響く自己PRを作ろう!

ESでも面接でも、必ず聞かれる自己PR。

体育会学生は【部活動】のエピソードをもとに自己PRを作ることが多いです。
その分、内容が被ってしまいありきたりな自己PRになってしまうことも…

競技別のポイントをおさえて、自分だけの自己PRを作りましょう!

今回は、陸上!🏃

▼陸上
陸上の特徴は、リレーなど種目によっては団体戦といえるものがあったり大学対抗の場合もあるけれど、個人競技の種目が多い。また、練習時間や場所が専門種目によって異なるのも特徴の1つ。

陸上部の自己PRのコツは、自分との戦いになることが多く練習メニューを伝えてもその辛さや大変さが伝わりにくいのですが、①努力の大変さをできるだけ分かりやすく伝えること。そして、個人競技では身に付きにくいイメージの②対人力をアピールすること。

①努力の大変さをできるだけ分かりやすく伝える

陸上は、0.1秒0.01秒を縮めるためにかなりの練習量が必要になります。基本的に道具を使わない競技であるため、体が資本となり、結果に大きく影響します。そのため、普段から食事に気を使い、トレーニングに励みます。生活全てが練習と言っても過言ではないくらいです。

だからこそ、どのような努力をしたか伝えることが重要です。

(例:修正前)
私は、陸上部に所属していました。インカレ出場のために標準記録を突破することを目標にしていました。日々の走り込みに加え、普段の生活から身体づくりに取り組みました。その結果、大学3年生の時に標準記録を突破し、インカレに出場することができました。この経験から、自分との戦いに勝つ強い精神力と継続力を身に付けました。

簡単ではないインカレの標準記録を突破したことはとてもすごいことで、そこに向けた努力は相当なものだろうと想像できます。しかし、もともとのポテンシャルがあったのか、どんな練習をしたのかは伝わりません。そうなると、自己PRとしては不十分です。

このように変えてみるとどうでしょうか?

(例:修正後)
私は、陸上部に所属していました。1年生の時にあと2秒届かず悔しい思いをしたため、インカレ出場の標準記録を突破することを目標に取り組んできました。毎日限界まで追い込む全体練習に加え、個人的に日本代表選手のウェイトトレーニングを取り入れました。普段の生活から身体づくりを行うため、栄養学を学び、食生活と姿勢を見直しました。その結果、大学3年生の時に標準記録を突破し、インカレに出場することができました。この経験から、自分に足りないものを分析し解決する課題解決力と努力を続ける継続力を身に付けました。

努力の内容を伝えると、どれだけストイックだったのかどれだけ頑張ったのかがイメージしやすくなりました。

限界まで追い込む練習、日本代表が取り組むトレーニング、男子でも音をあげるメニューなど、相手がイメージしやすい説明を付け加えるとGOOD◎

②対人力をアピールする

陸上部は、陸上未経験者からすると個人競技の印象が強く、コミュニケーション能力を培うイメージはあまりないのが現状です。実際は、ミーティングやアドバイス交換を行うことも多く、切磋琢磨しあう良い環境づくりのために部内のコミュニケーションは活発です。

イメージを覆すことで、より自分の魅力をアピールするために、対人力についても加えてみましょう。

(例:修正前)
私は、陸上部に所属していました。1年生の時にあと2秒届かず悔しい思いをしたため、インカレ出場の標準記録を突破することを目標に取り組んできました。毎日限界まで追い込む全体練習に加え、個人的に日本代表選手のウェイトトレーニングを取り入れました。普段の生活から身体づくりを行うため、栄養学を学び、食生活と姿勢を見直しました。その結果、大学3年生の時に標準記録を突破し、インカレに出場することができました。この経験から、自分に足りないものを分析し解決する課題解決力と努力を続ける継続力を身に付けました。

努力したことや練習の具体性はありますが、どうしても個人の努力が強い印象を受けます。

(例:修正後)
私は、陸上部に所属していました。1年生の時にあと2秒届かず悔しい思いをしたため、インカレ出場の標準記録を突破することを目標に取り組んできました。毎日限界まで追い込む全体練習に加え、個人的に日本代表選手のウェイトトレーニングを行いました。部員同士の競い合う向上心を伸ばすため、異なる種目の部員にも声かけを行い、意見交換をしました。また、普段の生活から身体づくりを行うため、社会人の先輩からのアドバイスで栄養学を学び、食生活と姿勢を見直しました。その結果、大学3年生の時に標準記録を突破し、インカレに出場することができました。この経験から、自分に足りないものを分析し解決する課題解決力と努力を続ける継続力を身に付けました。

自分ひとりで簡潔する努力ではなく、様々な人とのコミュニケーションがあっての取り組みであったことが伝わるようになりました。

本来アピールしたい内容とは異なりますが、努力の過程で関わった人も登場させると対人力が伝わりやすくなります。

文字数制限がある場合は、書類やES(エントリーシート)には記載せず、面接の際に付け加えて説明するのもおすすめです。

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①②のポイントをおさえて、魅力たっぷりの自己PRにしましょう!

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