【競技別:アメフト】人事に響く自己PRを作ろう!

ESでも面接でも、必ず聞かれる自己PR。

体育会学生は【部活動】のエピソードをもとに自己PRを作ることが多いです。その分、内容が被ってしまいありきたりな自己PRになってしまうことも…

競技別のポイントをおさえて、自分だけの自己PRを作りましょう!

今回は、アメフト!🏈

競技特性ではラグビーと似ているアメリカンフットボール。団体競技という点では、野球やサッカーとも似ています。自分だけの自己PRにするために、競技特性やポイントをおさえることが重要です。

▼アメフト
アメフト部の特徴は、とにかく練習がハードで、毎日のトレーニングによる身体づくりが重要であること。また、接触競技の中でも激しいぶつかり合いが多く、その分怪我や怪我による離脱も多くあります。そんな激しいイメージの強いアメフトですが、実は高度な戦略とそれを実行する正確性や集中力も重要なスポーツです。

アメフト部の自己PRのコツは、①忍耐力があることは大前提として、それ以外の強みをアピールすること、また、②アメフトの特徴をもとに強みを伝えること。

①忍耐力があることは大前提として、それ以外の強みをアピール

アメフトは接触競技の中でも激しいぶつかり合いが多く、フィジカルを鍛える練習メニューが多くあります。全体練習に組み込まれていなくても自主練習でウェイトトレーニングを行う人がほとんどです。手を抜くこともできますが、たった1週間でもトレーニングを怠ると、筋肉の大きさなどの見た目やプレー時の当たりの強さにすぐ現れます。

こういったハードな練習を行ってきているため、アメフト部は全員忍耐力が備わっていると言っても過言ではありません。忍耐力を身に付けている前提で、周りと比べてさらに強みと呼べるポイントをアピールしましょう。

例えば、この自己PRを読んでどのように感じますか?

(例:修正前)
私は、アメフト部に所属していました。3時間の全体練習と2時間のウェイトトレーニングに毎日取り組みました。体調管理に気を付け、全体練習が休みの日や大会当日の試合が終わった後も欠かさずトレーニングを行いました。その結果、3年生の時には1年間メンバーとして試合に出て活躍することができました。この経験から、辛い練習でも自分のためにやり続ける忍耐力を身に付けました。

練習のハードさと忍耐力は伝わりますが、同じ部活動に所属している部員ならば全員同じことが言えそうですよね。自分らしさ、その人らしさがあまり伝わってきません。

このように変えてみるとどうでしょうか?

(例:修正後)
私は、アメフト部に所属していました。アメフトでは25秒間の作戦会議をもとにプレーし、それを1試合に何回も繰り返します。作戦の意図を数秒で理解し、正確なプレーに移すことで得点に繋がります。作戦を理解するために、普段の練習からきついときこそ考えて取り組みました。試合中は頭の切り替えを早くするために、失敗してもすぐに次のプレーを考えるようにしました。この経験から、常に考える力とそれをスピード感を持って行動に移す習慣を身に付けることができました。

焦点を当てるポイントを忍耐力から変えることで、ガラッと内容も変わりました。被りがちで差別化が難しい忍耐力ではなく、その他の強みを見つけてアピールすることで自分らしい自己PRにしましょう!

②アメフトの特徴をもとに強みを伝える

アメフトは、投げる・走る・捕る・ブロックするといったプレーごとに役割があり、他のチームスポーツと比べてより明確に役割分担が存在しています。また、ルールや反則など細かい決まりが多く、常に頭をフル回転させながらプレーしなければなりません。

そんなアメフトの特徴をもとに、競技の中で身に付けた強みをアピールしてみましょう。

(例:組織貢献力と責任感)
私は、アメフト部に所属していました。投げる・走る・捕る・ブロックするといったプレーごとに役割があり、役割と責任範囲が明確に決まっています。チームとして勝つためにはそれぞれが自分の役割を果たすことが重要であると考え、任された「ブロックする」という役割を全うしました。自分の好き嫌いや個人的な感情を排除してチームのために尽くすことで、結果に繋がる喜びを学びました。この経験から、チームとして結果を残すために自分の役割を認識し、しっかりと責任感を持ってやり遂げる力を身に付けました。

(例:集中力と考え抜く力)
私は、アメフト部に所属していました。アメフトはルールや反則など細かい決まりが多く、入部当初は覚えきれずに何度もファールを取られていました。しかし、徐々に信じられないほど多くのルールを試合中に意識して守れるようになっていきました。そのうえで相手に勝つために工夫し、得点を取るための戦略を考え、最善を尽くしてきました。この経験から、高い集中力と制限がある中でも考え抜く力を身に付けました。

このように、アメフトから何を学んだのか、アメフトを通してどんな習慣やスキルを身に付けたのかを考えてみましょう。そして自分の言葉で説明しましょう。そうすることで自然と他の人とは被らない自分だけの自己PRが出来上がります。

>> 他の例も気になる方はこちら <<

細かいルールは異なるものの、部活動の特徴としてはラグビー部と似ています。ラグビー部の自己PRもぜひ読んでみましょう!

>> ラグビー部の自己PRはこちら <<

 

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