【就活特技】スポーツ経験を活かそう!おすすめ一覧付き

就活の履歴書に「特技」欄がありますよね。

「特技なんて特にないし…」
「スポーツしかやってこなかった…」

そう思っている体育会学生の皆さんも多いのではないでしょうか?

実は、スポーツ経験は立派な特技になるんです。

そこで今回は、企業が特技を聞く理由から、スポーツ経験を活かした特技の書き方までご紹介します。

この記事を読めば、特技欄を効果的に活用して、自信を持って就活に臨めること間違いなしです!

ぜひ最後まで読んでみてください。

ここが大事!
企業が見ているポイント

そもそもなぜ企業はエントリーシートや面接において、特技に関する質問をするのでしょうか?

社会人として仕事の場面で活かせるスキルを持っているか知りたい?
成果に直結して、自社に貢献できる特技があるかを知りたい?

実は、このどちらでもありません。

企業が特技を聞く本当の理由はこちら!

特技を聞く理由

人柄や価値観を知るため

採用担当者は、書類や面接を通して学生の考え方や価値観を知りたいと考えています。特技欄も同様に、学生の人柄を知る重要な判断材料となります。あなたが書いた特技から、「どうして好きなのか?」「どのような取り組みをしているのか?」「特技と言えるほど熱中できたモチベーションは何なのか?」など、いろんな想像ができます。

例えば、「読書」が特技であれば、知的好奇心旺盛で、様々な知識を吸収することに意欲的な人柄だと考えられます。「スポーツ」が特技であれば、体力があり、目標達成意欲や忍耐力が高い人柄だと考えられます。

このように、特技はあなた自身を表現する重要な要素の一つなのです。魅力的な学生像を想像できれば、書類選考を通過させて、面接で会ってみたいと思うでしょう。

取り組み方や考え方を知るため

採用担当者は、何事にも目的を持って努力することができる人材を採用したいと考えています。特技と呼べるまで極めるためには、それだけ勉強や練習に取り組むプロセスが必要です。そのため、特技を習得した経緯や努力の過程を聞くことで、学生の物事に対する取り組み方や考え方を知ることができます。

例えば、「マラソン」が特技であれば、目標を達成するために計画をもって練習に取り組むことができる人材だと考えられます。「チームスポーツ」が特技であれば、周囲と協力して目標達成に向けて努力できる人材だと考えられます。

このように、特技はあなたの行動特性や潜在能力をアピールする絶好の機会なのです。何事にも一生懸命取り組むことができる学生は魅力的で、採用担当者もぜひ会ってみたい、採用したいと思うでしょう。

上記2点を知ることを目的に特技を聞いています。また、面接時のアイスブレイクとして、話題に取り上げることもあります。緊張をほぐしリラックスしてもらい、面接を円滑に進められるように、答えやすい質問としてもよく使われます。

ここで、「あれ?趣味と特技の欄が一緒になっているけど、何を書けばいいのだろう?」「趣味と特技の違いってなに?」という疑問を感じている方へ。

趣味と特技の違いをご説明します。

趣味と特技の違い

趣味:楽しむことが目的

趣味とは、あなたが好きなことです。楽しむことを目的としているため、必ずしも他人より優れている必要はありません。具体的な定義もありません。

趣味がたくさんあって選べない場合は、その中で最も熱く語れることを選びましょう。すぐに思い浮かぶことがない場合は、これまでの行動を振り返ってみましょう。楽しかったことや嬉しかったこと、時間を忘れて熱中したこと、思い出の場所、印象的な出来事など、過去の生活を振り返ることでも趣味が見つかるはずです。

特技:他人より優れていること、得意なこと

特技は、あなたが得意なことです。他人より優れていて、自信を持ってアピールできる点が重要です。特技にも明確な定義はないため、「私くらいのレベルで特技と言っていいのだろうか?」「もっとすごい人からすれば大したことないのかも…」と思う必要はありません。自分らしさを表現できている、と感じるものであればOKです。

特技を探すことが難しいと感じる場合は、他人に教えられることを探してみましょう。周りから「〇〇について教えてほしい」「〇〇のやり方、知ってる?」と言われたときに、教えられる・答えられることは、特技と言えます。友達に褒められたことや長所からも具体例を考えることができるでしょう。

企業が特技を聞く理由や趣味との違いをおさえたら、具体的にどんな特技があるのか見ていきましょう!

体育会学生にオススメ!
特技一覧

「意識すべきことはわかったけど、具体的な特技が見つからない…」という方のために、おすすめの特技一覧をスポーツ系とその他に分けてご紹介します。

特技とアピールできる強みをセットで紹介しているので、自分の強みを思い浮かべながらチェックしてみましょう!

スポーツ系

球技

野球:体力、チームワーク、リーダーシップ
サッカー:体力、チームワーク、戦略的思考
バスケットボール:体力、チームワーク、瞬発力
バレーボール:体力、チームワーク、協調性

陸上競技

短距離走:瞬発力、スピード、集中力
長距離走:体力、精神力、継続力
マラソン:体力、精神力、目標達成力

水泳

競泳:体力、持久力、自己管理能力
水球:体力、チームワーク、戦略的思考

その他

剣道:礼儀作法、精神力、集中力
柔道:礼儀作法、精神力、体力
バドミントン:反射神経、敏捷性、戦略的思考
テニス:体力、集中力、戦略的思考

※アピールできる強みは一例です。

スポーツや運動に関する趣味は、体育会学生のみなさんが話しやすい内容かと思います。緊張している状態でもしっかり語れる分野がおすすめです。逆に、ギャップを与えたり周りとの差別化を図るために、意外性のある特技を意図的に選ぶことも有効です。

続いては、スポーツ以外の特技をご紹介します!特技と記載すべき内容をチェックしましょう!

その他

語学力

英語、中国語、フランス語など:具体的な言語名とレベル

プログラミング

Java、Pythonなど:具体的な言語名とスキルレベル

楽器演奏

ピアノ、ギターなど:具体的な楽器名と演奏歴

書道

級や段位、受賞歴など

絵画

得意な画材やジャンル、受賞歴など

写真

得意なジャンルや受賞歴など

料理

得意料理や料理歴など

語学

TOEICのスコアや英会話の実績

おすすめの特技のなかで、当てはまるものはありましたか?

資格を取ったり技術を磨いたりするなど特技と呼べるまで極めるためには時間がかかりますが、今からでも増やすことができます。興味が湧いたものがあれば、ぜひこの機会に挑戦してみましょう!

続いては、NGではありませんが避けたほうがよい趣味・特技をお伝えします。

避けたほうがよい趣味・特技

ギャンブル関係

パチンコや競馬などの賭け事をイメージさせる趣味は、悪印象を与えてしまうケースがあります。データ分析やスポーツ観戦と似た要素もありますが、金銭感覚のだらしなさを想像させてしまう可能性があります。ギャンブル関係で好印象を与えることは、難しいでしょう。

宗教や政治関係

宗教や政治に関する趣味や強い思想が感じられる内容も、避けたほうがよいでしょう。採用する側は、人権的な視点から個人の宗教や信仰について言及できません。そうなると特技に関して深掘りできず、自己PRにも繋がらなくなってしまいます。

※お酒やゲームなどもNGではありませんが、依存ではなく趣味として楽しんでいることをしっかり伝えるように、注意しましょう。

採用担当者にあなたのどのような部分を知ってしてほしいのかを考えて、特技を選ぶのがポイントです。

最後に、特技の書き方を注意点もふまえてご紹介します!

特技の書き方・伝え方

特技の書き方にも、いくつかポイントがあります。

基本的な書き方

➀結論: 特技名
➁説明: 特技の内容、レベル、経験年数など
➂解説: 得られたスキルや経験、エピソードなど

ポイント

きっかけや動機を伝える

特技について「興味を持った理由は?」「熱中したきっかけは?」「極めてきた経緯は?」などを伝えましょう。きっかけや動機も簡潔に伝えることで、あなたの考え方や価値観などの人物像をより深く理解してもらえて、評価に繋がります。

数字を使う

定量的なデータを活用することで、客観的なアピールができます。特技に取り組んできたことで「どこまで極められたのか?」「どんな実績を残してきたのか?」などを、数字を使って伝えましょう。試合に出場しておらず大会結果などの数字で伝えることが難しい場合は、取り組む頻度や熟練度などを数字で記載しましょう。熱心さや向上心を伝えることができます。

また、注意点もおさえておきましょう!

趣味・特技の注意点

マニアックなこともかみ砕いて伝える

特技は、自分自身が熱中していることやハマっていることが話題になるため、ついついマニアックで個性的な内容になりがちです。しかし、相手が理解できなければ意味がありません。専門的なことでもわかりやすい言葉を使ってかみ砕いて伝えるようにしましょう。

深掘り質問に対する準備をしておく

書類選考は合格する前提で、面接時の深掘り質問に対する準備をしておきましょう。面接官から、緊張感をほぐすためのアイスブレイクの話題になることもあれば、人間性を見極めるために深掘りされることもあります。特技に関する具体的なエピソードをいくつか準備しておきましょう。深掘りにもしっかり対応することで、コミュニケーション能力のアピールや説得力を増すことにも繋がります。

記載しない

特技がなくても、「特になし」や記載しない、ということは避けましょう。消極的な姿勢だと受け取られてしまうリスクがあります。企業側はあなたの人となりや性格を知るために、特技欄を設けています。現状思い浮かばない場合は、自己分析を通して特技を探したり、新しいスキルを獲得するためにトレーニングに励んだりしてみましょう。

最後に、特技の例文をご紹介します!

例文

「特技を教えてください。(100字以内)」

特技は、スポーツ観戦を通して選手の能力やチーム戦略を分析することです。特にサッカー観戦では、試合の流れを予測し、選手交代や戦術変更といった監督の采配を分析することで、より深く試合を楽しめます。

「特技を記述してください。(100字以内)」

特技は、栄養バランスを考えた料理を作ることです。大学時代のハードな練習を通して食事の大切さを実感し、パフォーマンス向上に繋がる食生活を意識した料理が得意になりました。

「特技」

私の特技は、英語でのコミュニケーションです。大学時代に海外のサッカーチームとの交流試合を通して、積極的にコミュニケーションを図ることで、英語での会話能力を磨いてきました。TOEICのスコアは780点で、リスニングとリーディングに加え、スピーキングにも自信があります。

※()内に記載がない質問項目には、文字数制限や指定がありません。

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そして、文章が完成したら企業に提出する前に、必ず誰かに添削やチェックをしてもらう機会を作りましょう!

現在も就活生の売り手市場が続いていますが、大手企業や人気業界の場合、書類選考から高い倍率の可能性もあるため、より魅力的な特技が必要になります。

家族や友人、先輩、チームの仲間など他の人に読んでもらい感想を聞くことで、より自分らしさを発揮できる特技に気づけたり、伝わりやすい回答方法がわかったりします。

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