人事約100人に聞いたシリーズ③~体育会学生に期待していること~

約100名の人事・採用担当者を対象にしてアンケート調査を行い、前回の記事では『面接官の印象に残っている逆質問』をご紹介しました。

今回は、『面接官が体育会学生に期待していること』をご紹介します!

▼面接官が体育会学生に期待していること

『規律や礼儀正しさ、ストレス耐性』

業界:不動産、従業員規模:101名~500名

体育会と言えば、上下関係がある中で身に付けてきた礼儀正しさが特徴ですよね。また、なかなか勝てずに辛い時期でも工夫して練習し努力を継続することで身についたストレス耐性も、仕事で活かせるものとして期待されているようです。

『挨拶、積極性、マナー』

業界:サービス、従業員規模:101名~500名

挨拶はできて当たり前と思っていても、相手にしっかり届く声の大きさで挨拶できているか?相手の目を見て挨拶しているか?など、細かいポイントで相手に与える印象は大きく変わります。自然と身についているため自分では強みと感じていなくても、面接官から期待・評価されているものの1つです。

『元気があり、挨拶などの基本ができており、バイタリティーが旺盛である。』

業界:メーカー、従業員規模:501名以上

バイタリティーとは、生命力・活力などという意味です。部活動に対して熱意をもって積極的に取り組んできた体育会学生が、そのバイタリティーを仕事に向けて積極的に取り組んでくれることを期待している面接官も多そうです。

『組織内でのコミュニケーション能力、協調性、主体性に基づいた環境適応能力』

業界:メーカー、従業員規模:101名~500名

部活動には先輩後輩そしてOBOG、監督など、様々な年代の異なる考えを持つ仲間がいます。そういった人とコミュニケーションを取り、1つの目標に向かって取り組む姿勢は、会社という組織においても重要です。部活動という組織を経験したことがある体育会学生だからこそ、会社という大きな組織への環境適応能力も期待されるところです。

『目標を立て、達成することの意義を知っていること。』

業界:アパレル、従業員規模:501名以上

メンバーに入りたい、県大会で優勝したい、全国制覇したいなど、目標は違えど何かしらのゴールを目指して努力してきたはずです。そして達成するまでの苦しさや悔しさも、達成した時の嬉しさも知っているからこそ、また次の目標に向かって取り組むことができます。その気持ちや意義を自分の経験として知っていることは体育会の強みであり、仕事においてもそのマインドで取り組むことが期待されています。

▼まとめ

体育会に期待していること=体育会の強み

これを理解したうえで自己PRやガクチカを考えてみましょう!

すでに作っている場合も、同じエピソードであっても伝え方を変えることで相手に与える印象を変えることができます。

面接官が体育会に期待していることを押さえて、その力や魅力が自分に備わっていることをアピールしてきましょう!

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