大手不動産グループ × バドミントン部 × 男性

スポ丸からワンポイントアドバイス

★アピールしたいこととエピソードの
 粒度が揃っている

①の質問において、複数の取り組み内容やエピソードが挙げられており、それぞれからチームワークや論理的思考力、課題解決力、実行力などもアピールできそうに感じます。しかし、そういった複数の強みをアピールしたい場合は、1つ1つのエピソードをより深く説明する必要があります。

この学生さんはアピールしたいことを、「困難に立ち向かい目標達成に向けてみんなを巻き込むこと」という文章からわかるように、「困難に立ち向かう力」「巻き込む力」2点に焦点を絞っています。そのため、エピソードの困難さとみんなを巻き込む施策かどうかが伝わればOK。文章を読んでみると、コロナというハードルと現状の課題という困難さ、2つの施策と個別面談によるみんなを巻き込む施策がしっかり伝わる内容になっています。

粒度が揃っていない文章とは、例えば「単複分業制」や「部内ランキング戦」のエピソードについて詳しく書いている文章です。アピールしたいことは全体を通して身に付けた力や学んだことなので、各施策を深堀りして書いてしまうと伝えたいことがぼやけてしまいます。

アピールしたい内容に合わせてエピソードの内容を変えることで、余分な情報が入らず伝えたいことがしっかり伝わる回答になります◎

ガクチカと自己PRにおける粒度(具体性)の
使い分けはこちら!

https://know-how.sponavi.com/entrysheet-2/1171/

★入社後成し遂げたいことの質問は、
 企業研究の深さと熱意を見られている

入社後成し遂げたいことややりたいことについての質問では、企業研究の深さ熱意が見られています。

志望動機のみであれば企業研究が浅くて熱意が弱くてもある程度の内容は書けます、逆に言えば熱意が伝わりづらい部分があります。

しかし、入社後に関する質問においては、熱意がないと表面上の浅いエピソードや内容になってしまいます熱意があると、多角的なエピソード志望動機を裏付ける内容を伝えることができます。

また、その企業でしか成し遂げられないことなのか?他の企業でもできるのではないか?という視点でも見られるため、企業研究が重要になってきます。

この文章においては、地元の再開発をきっかけに街づくりに興味を持ったことや、企業理念や事業内容と掛け合わせてこの会社でしか実現できない理由を書いています。志望動機のきっかけとなる部分を知ることでより熱意が伝わり、企業研究の深さも伝わる内容になっています。

入社後に関する質問の答えを考える際は、ぜひ参考にしてみましょう!

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