【競技別:ラクロス】人事に響く自己PRを作ろう!

ESでも面接でも、必ず聞かれる自己PR。

体育会学生は【部活動】のエピソードをもとに自己PRを作ることが多いです。その分、内容が被ってしまいありきたりな自己PRになってしまうことも…

競技別のポイントをおさえて、自分だけの自己PRを作りましょう!

今回は、ラクロス!🥍

▼ラクロス
ラクロスの特徴は、大学から始める人が多い競技であること。また、学生主体で部活動を運営しているのも特徴の1つ。

ラクロス部の自己PRのコツは、①ほとんどが初心者からのスタートであり競技レベルの差がない状態から、どのような努力をしてどれだけ成長できたかを伝えること。②部活動の運営面においてどのように工夫したのか伝えること。

①自分自身の成長とその理由を伝える

ラクロスは、大学から始める人が多く、みなスタートラインはほとんど同じです。そこから大学生活で与えられた限りある期間でどれだけ成長できるかは、個人の努力による部分が大きいです。素質も影響しますが、人によっては大学から始めて日本代表入りすることもあります。

だからこそ、どのような努力をしたか伝えることが重要です。

(例:修正前)
私は、ラクロス部に所属していました。同期の中で最も上手く強くなることを目標に3年間取り組みました。その結果、1年生のうちからメンバー入りし2年生からはエースとしてチームの勝利に貢献することができました。この経験から、自分の弱さに打ち勝つ強い精神力を身に付けました。

1年生からメンバー入りしてエースとして活躍した、ということから、頑張って上手くなったんだなということは伝わりますが、大変さやどのような努力をしたのかはいまいちピンときません。

このように変えてみるとどうでしょうか?

(例:修正後)
私は、ラクロス部に所属していました。同期の中で最も上手く強くなることを目標に3年間取り組みました。早く上達するために、全体練習で教えてもらったことを自主練習で反復して体に叩き込みました。苦手なプレーはそのプレーを得意とする先輩に積極的にアドバイスを求めました。ただ上手くなるだけでなく強くなるために、戦術の勉強やフィジカルトレーニングにも取り組みました。その結果、1年生のうちからメンバー入りし、2年生からはエースとしてチームの勝利に貢献することができました。ストイックな生活を続けることは大変でしたが、この経験から自分の弱さに打ち勝つ強い精神力を身に付けました。

努力の内容を伝えると、どれだけストイックだったのかどれだけ頑張ったのかがイメージしやすくなりました。

個人の成長ではなく、チームとしての成長に焦点を当てた自己PRもおすすめです。

②部活動の運営面において工夫したことを伝える

ラクロス部は、練習環境やコーチの手配(依頼)、大会運営などを学生主体で行っています。他の競技の部活動と大きく異なる点であり、周りと差を付けられる部分でもあります。

運営の全てを学生のみで行うことは大変ですが、運営面からチームに影響を与え良い方向に変えることもできます。

貴重な経験をアピールポイントに変えるためには、運営面でどのような工夫をし、チームにどのような影響を与えられたのかを伝えましょう。

(例:修正前)
私は、ラクロス部に所属していました。練習コートやコーチの手配、練習メニューの作成など、部活動運営を全て学生のみで行いました。大変なことも多くありましたが、運営体制を強化することで練習環境を確保し、リーグ戦の優勝に繋がりました。この経験から、責任感を身に付け、人を支える喜びを学びました。

すでに他の競技とは異なる視点のエピソードになっていて魅力的ですが、どのような工夫を行ったのかはピンときません。

(例:修正後)
私は、ラクロス部に所属していました。練習コートやコーチの手配、練習メニューの作成など、部活動運営など全てを学生主体で行いました。運営において、練習コートとコーチの継続依頼が課題でした。そこで、コートの年間契約を行い、コート上での練習時間を昨年の2倍に増やしました。また、1年ごとにコーチが変わり戦略や指導が1からスタートしてしまっていたため、チームの3年間のビジョンを伝えることで同じコーチに3年間指導してもらうことができました。このように練習環境と指導者を確保したことで部員の競技レベルが一気に上がり、リーグ戦で優勝することができました。この経験から、課題解決のためにできることは何でもやってみる行動力を身に付け、運営面からチームに貢献する喜びを学びました。

最終的な結果だけでなく、具体的な取り組みとその途中結果も伝えることで、どのように貢献したのかが伝わりやすくなります。

運営において、1人の部員が全ての運営に携わることもあれば、分担制のこともあるでしょう。

>> 他の例も気になる方はこちら <<

①②のポイントをおさえて、周りとはちょっと違う自分だけの自己PRにしましょう!

>> 他の競技の自己PRはこちらから <<

 

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