皆さんは面接についてどれくらい知っていますか?
・GD(グループディスカッション)
・集団面接
・個人面接
など、面接には様々な種類があります。
それぞれの面接の特徴やポイントは理解していますか?
今回は進度、面接官、形式別に面接の特徴とポイントをまとめました!
▼進度別
まずは、どのように面接や選考が進んでいくのか選考フローを抑えましょう。
書類選考(履歴書、エントリーシート)
1次選考(GD、集団面接)
※GD:グループディスカッション
2次選考~4次選考(個人面接)
最終選考(役員面接)
内定
企業によって選考フローや内容は変わりますが、選考人数の多い1次選考は集団面接やGDなど一度に大勢を見る面接形式が多く、選考が進むにつれて選考人数も減るため個人面接に切り替える企業が多いです。
稀に選考と選考の間に人事面談が入ります。これは合格、不合格といった選考結果が出るものではなく、次の選考対策やより企業理解を深めるための面談です。また社員面談もあり、その場合は実際にその仕事をしている社員から具体的な仕事内容など深い話を聞くことができます。
選考が進むにつれてより深く質問されるため、常に自己分析と企業研究をしておく必要があります。
また、どの面接でも最後に逆質問を設けています。逆質問とは、学生から企業に対して行う質問です。社員に直接質問できる貴重な機会です。「ありません」で終わると「うちの会社にあまり興味がないのかな?」「志望度が低いのでは?」と思われてしまう可能性があるため、事前にいくつか質問を準備しておきましょう。
面接官は毎回同じではなく、違う社員が務めます。進度によって変わる面接官ごとの特徴を見ていきましょう。
【1次選考:若手社員】
ES(エントリーシート)や履歴書など提出書類をもとに聞かれる質問が多く、学生の第一印象、基本的なマナー、人柄なども参考に合否を判断します。
【2次選考以降:部長、課長など】
2次選考では、部長や課長などの管理職クラスの社員が面接官を務めるケースがあります。1次選考での回答を事前情報として知っていることがほとんどです。
第一印象だけではなく、質問の回答内容から学生の能力、性格、資質を確認します。
【役員選考、最終選考:役員以上、社長】
役員選考や最終選考では、志望動機や入社意欲について掘り下げる質問が多くなります。
自己分析だけではなく、業務内容や会社の方向性などについても深く理解しておくことが大切です。
▼形式別
|GD:グループディスカッション
実施時期:選考序盤
特徴:就活生をグループに分けて、テーマに沿って議論をさせる選考方法。グループディスカッションではテーマに対する結論、グループワークでは成果物の提出やプレゼンテーションが求められる。
面接では見ることのできない、チームでのやりとりや役割、協調性などを見られています。賛成、同意の意思表示は積極的にしましょう。逆に、反論、否定は注意して行いましょう。周囲への気配りを忘れず、自分らしさを発揮することが重要です。
|集団面接
実施時期:選考序盤
特徴:複数の学生に対して面接官1人、あるいは複数人で行われる面接。
優れている学生のみを合格させるのではなく、劣っている学生を落とすための面接であるため、悪目立ちをしないことが重要です。短い回答時間のため、アピール内容をいくつも詰め込むのではなく、質問に対して的確に、簡潔に、答えましょう。また、第一印象や挨拶礼儀などのマナー、他の人が答えている時のリアクションも見られています。
|個人面接
実施時期:選考中盤~終盤
特徴:学生1人に対して面接官1人、あるいは複数人で行われる面接。
学生はあなた1人のため、面接官と会話することを意識しましょう。自分をアピールすることは大切ですが、1つの回答に詰め込むのではなく、聞かれていることに対してのみ回答することを心掛けましょう。自分の回答に対してさらに深堀りされたときに、より詳しく回答することで、会話のキャッチボールが増え、会話が弾みます。
▼オンライン
最近ではオンラインでの面接が主流になりつつあります。オンラインの特性を理解して面接に臨みましょう。
▢普段より大きめのリアクションを心掛けましょう
▢他の人と発言のタイミングが被らないよう注意しましょう
▢GDでメモを取る場合、発表の際に画面共有できるようワードやパワーポイントなどのツールを活用しましょう(手書きだと共有できず不便)
▢ネット環境を整えておきましょう
▢しっかり充電しておきましょう(充電器を繋いでおくと安心)
▼まとめ
あなたが受ける面接はどんな面接でしょうか?
まずは面接形式や面接官など面接の情報を正しくキャッチし、それに対応する準備をしましょう!