体育会の強みってなんだろう?
自分の中だけで考えても、なかなか答えが見つからない難しい問いです。
今回は、スポナビが企業の人事向けに実施したインタビューから、『体育会学生の魅力について』ご紹介します!
▼『体育会学生の魅力について』
『大学まで競技を継続されていた方はしっかりされている方が多いです。大学は高校と比較をすると、自身でスケジュールの調整が可能になるため自由な時間が多く、羽を伸ばせる環境です。一般学生はアルバイト先やサークルなどで学年が上がるにつれて立場が優位になるのに対し、体育会学生は上級生になっても指導者の方やOBOGの方と接する機会が多いため、団結力や上下関係を意識し続けている必要がある環境に身を置いていると考えます。なので、体育会学生の場合はまだ就活準備を十分にできていない学生であっても、面接時にしっかりと自分を持って話をしてくれることが多いです。』(業界:スポーツ、従業員規模:101名~500名)
『苦しい時にも耐える忍耐力、お客様や先輩とのコミュニケーションの中での礼儀・立ち振る舞いを考えると、営業職において体育会気質はとても魅力的です。不況にも負けず、自分の色を出して営業することができるのは体育会ならではだと思いますね。あとは反復練習など、1つのことを継続できる力も魅力です。弊社の業務も、ゼロ段階から学んでいくため、全く知らない状態から自分の理想まで持っていく為には、競技力を高めるための行動と同様に基礎業務を継続する力が必要不可欠だからです。』(業界:専門商社、従業員規模:101名~500名)
『基本的に持続力や忍耐力を持っており、知識吸収やコミュニケーション能力の成長が早いなどの長所がありますが、中でも最も魅力に感じる点は、「予測力」「そうぞう力(想像・創造)」です。一般学生の中には既にスキルを身に付けていることや専門的な知識は持っている方がいることもありますが、弊社が求める「頭の良さ」は、予測力とクリエイティブなそうぞう力(想像・創造)のことを指しているので、実務に紐づいた現状認識よりも「0からの創造力」や「未来を予知する想像力」を重視しています。その点、ベースがない体育会学生の方が絶対伸びしろがあると思っています。スポーツの成績が営業成績につながる要因は、予測する力にあると感じますね。競技で上位にいた社員は想像力に長けているので、お客さんの反応を予測しながら行動ができています。』(業界:専門商社、従業員規模:101名~500名)
『会社によって考え方は異なると思いますが、弊社の場合は営業職での採用となるため、「簡単に心が折れない」といいますか、根性がある点に最も魅力を感じています。これは、競技生活の中で「優勝」や「トップになる」といった明確かつ高い目標を掲げて取り組まれている方が多いことが要因ではないかと考えています。考え方はそのままで「競技」という手段が「仕事」に置き換えられる方は、会社でも活躍できると思います。一般の学生と比べると体育会学生は、長期的なビジョンを持つと同時に短期目標を設定するなど、目標の立て方、持ち方が上手いと感じる事が多いです。』(業界:専門商社、従業員規模:101名~500名)
『体育会学生は、何かひとつの物事に必死に打ち込んでいらっしゃった方々が多く、明確な目標を立てることが上手な印象を受けます。何をしたい、どうなりたい、どうありたいということは明確ですね。キャリアビジョンがしっかりとしているため、こちらとしても育成がしやすい面を感じます。物事を指導するにしても、確固たる目的があって初めて指導が意味あるものになってくると思うので、目標・目的があるなしでは成長度合いのスピードがだいぶ変わってくるかなと思います。弊社の採用において、その学生は目標への過程で何をしてきたのか?というところを重要視しているのですが、やはり部活動等でなにかしら打ち込めるものがあった人の方が、面接のときに明確にアピールしてくれるので、我々も判断がしやすいという部分はあります。競技をメインでされてきた方は、正直なところ学力面で不安な部分も見受けられますが、それを補えるだけのバイタリティが感じられるので、採用活動の際にはマイナス面に目がいくのではなく「あ、この人は採用したいな」という風になります。』(業界:生命保険、従業員規模:10,000名~)
▼まとめ
企業側が評価する『体育会の魅力』を把握して、自分の強みをうまくアピールしていきましょう!
これで大丈夫かな?
合っているのかな?
と不安な方は面談で担当スタッフに相談してみましょう!