部活と就活|自己PR例文&面接対策で内定を掴み取ろう!

部活を頑張ってきた皆さん!その経験が就活でとても重要なこと、ご存知でしたか?「部活しかやってこなかった…」なんて心配はいりません!

この記事では、部活経験を最大限にアピールして、就活を成功させるための秘訣を、たっぷりご紹介します!記事を読めば、自己PRやガクチカの例文から面接対策もバッチリですので、ぜひ最後まで読んでみましょう!

部活経験は就活で有利なの?
企業が求める5つの力

「部活しかやってこなかった…」と不安を抱えている理由の1つに、部活経験やそれを通して得たスキルがどのように評価されるのか知らないから、ということがあります。

そもそも企業は、一緒に働く仲間としてどんなことを求めていると思いますか?

「学力?」「何かすごいことを成し遂げていること?」
「英語やフランス語など多言語を話せること?」

実は、企業が求めている力は、この5つなんです!

企業が求める5つの力

コミュニケーション能力

企業では、様々な人と協力して仕事をする必要があります。部活でも、先輩や後輩などのチームメイトやOBOG、先生やコーチ…色々な人とコミュニケーションを取ってきましたよね?相手の意見を聞いたり、自分の考えを伝えたり、時には意見がぶつかることもあったかもしれません。でも、そうやってコミュニケーションを取る中で、相手に合わせた伝え方や協調性、チームワークの大切さを学んできたのではないでしょうか?それが、入社後にも必ず役に立つのです!

忍耐力

部活って、楽しいことばかりではありませんよね。キツい練習、なかなか結果が出ない試合、人間関係の悩み…。でも、そんなつらい状況でも、諦めずに頑張ってきた経験は、社会に出ても大きな強みになります。企業は、困難な状況でも、粘り強く課題に取り組める人を求めています!

行動力

「よし、こうしよう!」と決めたら、すぐに行動に移せる力も、企業は求めています。部活でも、「次はこうしてみよう」「もっと練習しよう」と、自分で考えて行動してきましたよね?その経験は、仕事でも必ず活かせます!指示を待つだけでなく、自分で考えて行動できる人は、企業にとって貴重な存在であり、評価されやすいポイントでもあります。

精神力

部活をしていると、試合での勝利を目指すことはもちろん、日々の練習やチーム運営など、様々な状況に直面しますよね。どんな局面においても、目標達成のために強い意志を持って主体的に取り組むことができるのが、体育会学生の精神力です。自ら課題を見つけて改善策を考えたり、チームのために率先して行動したりする経験は、社会に出ても必ず活きてきます。部活で培われた、どんな状況でも強い意志を持ってやり抜く力は、社会で活躍するための大きな強みとなるでしょう。

目標達成力

「大会で優勝する!」「レギュラーになる!」など、部活では、目標を立てて、それに向かって努力してきましたよね?目標を達成するためには、計画を立てたり、練習を積み重ねたり、色々な工夫が必要だったはずです。その経験は、仕事でも同じ!企業は、目標に向かって計画的に行動して、最後までやり遂げることで組織に貢献してくれる人を求めているんです。目標に対する成績だけでなく、そこに向けて努力した過程も選考では見られています。

どうですか?読んでみると、「部活を通して身に付けた力に当てはまる!」「私の強みをマッチしている!」と感じた方も多いのではないでしょうか?

そうです。部活を通して培った力は、企業が求めている力なんです!

さらに、アンケート調査からも企業が採用活動において求めるポイントと部活動生の強みは親和性が高く、部活動生が人気な理由がわかります。

企業のリアルな声

アンケート結果

「部活動生が体育会活動を通して身についた」と感じている強みは、「企業が求める人材像」にかなりマッチしています。体育会学生が強みだと感じていない当たり前の部分も、実は企業が求める素質だと言えます。


※各回答のランキング上位10位までを抜粋

\企業のリアルな声をもっと知りたい人はこちら!/
https://know-how.sponavi.com/how-to/915/

体育会学生が就活で有利な理由は、理解できましたか?

ただし、無条件で有利になるわけではありません。

むしろ、部活と就活の両立が難しく、不利になってしまう可能性もあります。

部活動生であることを武器に有利に就活を進めるためには、部活経験を上手に言語化してあなたの魅力をしっかり伝えることが大事なんです!

続いては、部活動生が就活を有利に進めるための自己PRやガクチカの例文をご紹介します!

【部活・役割別】
自己PR・ガクチカの例文集

さまざまな部活・競技の自己PRやガクチカの例文をご紹介します!あなた自身の経験に合った例文を参考に、人事・採用担当者に響く自分だけの最強アピールを作りましょう!

部長・主将・キャプテン

野球部

私は高校と大学において、野球部のキャプテンを務め、チームを県で優勝できるレベルに導きました。チームをまとめる上で最も意識したのは、「全員が意見を言いやすい環境づくり」です。練習メニューや戦術について、積極的にメンバーから意見を聞き、良いアイデアはどんどん取り入れました。その結果、チーム全体の士気が高まり、一体感が生まれました。この経験から、チームを成功に導くためには、メンバー一人ひとりの意見を尊重し、全員で目標に向かうことの大切さを学びました。

テニス部

私は大学時代、テニス部の部長を務め、チームを関東大会出場に導きました。部長として最も意識したのは、「チームの目標を明確にし、全員で共有すること」です。毎回の練習前に、その日の目標を全員で確認し、練習後には振り返りを行いました。また、技術面だけでなく、精神面でもチームを支えることを心がけ、積極的にコミュニケーションを取り、チームの士気を高めるよう努めました。この経験から、チームを成功に導くためには、明確な目標設定と、メンバーとの密なコミュニケーションが不可欠であることを学びました。

レギュラーメンバー

サッカー部

私は大学でサッカー部に所属し、3年間練習に励みました。ポジションはFWです。1年生の時は試合に出る機会が少なかったため、自主練や筋力トレーニングを毎日欠かさず行いました。その結果、2年生の秋からレギュラーに定着することができました。この経験から、目標達成のために、自分に足りない部分を把握し、努力を継続することの大切さを学びました。

マネージャー

ラグビー部(マネージャー)

私は大学時代、ラグビー部のマネージャーとして、選手をサポートしてきました。主な仕事は、練習の準備や片付け、選手の体調管理、試合の記録などです。マネージャーの仕事は、直接試合の結果に貢献できるわけではありませんが、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、常に「縁の下の力持ち」としてチームを支えることを心がけてきました。この経験から、チームを支えるためには、目立たない仕事でも責任感を持って取り組み、周りの状況をよく見て行動することの大切さを学びました。

補欠・レギュラー外

バスケ部

私は大学時代、バスケットボール部に所属していましたが、3年間ずっと補欠でした。リーグ戦などの公式な試合に出場する機会はほとんどありませんでしたが、それでも私は、チームに貢献できることを探し、積極的に行動しました。例えば、練習の準備や片付けを率先して行ったり、試合中はベンチから大きな声で応援したり、相手チームの分析をしたりしました。この経験から、たとえ目立たない立場でも、自分にできることを見つけ、チームのために貢献することの大切さを学びました。

部活を途中で引退した場合

アメフト部

私は大学でアメリカンフットボール部に所属していましたが、1年生の秋に、学業との両立が難しくなり、退部しました。部活を辞めたことは、決して逃げ出したわけではありません。むしろ、自分の将来について真剣に考えた結果、学業に専念するという決断をしました。部活で培った経験は、決して無駄にはなっていません。短い期間でしたが、仲間と協力して直面した困難を乗り越えたときの達成感や、目標に向かって日々努力することの大切さを学びました。

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自己PRやガクチカの書き方がわかったら、実際に書いてみましょう!履歴書やESの提出先が決まっていない場合は、スポナビのESフォーマットを使って練習してみましょう!

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続いては、面接で部活経験をアピールする際の話し方やコツをご紹介します!

これでバッチリ!
面接で部活経験をアピールするコツ

自己PRやガクチカが書けても、面接でうまく伝えられなければ意味がありません。ここでは、面接で部活経験を効果的にアピールするためのポイントをご紹介します!

部活経験の質問の意図

面接官が部活経験について質問するのは、単に「何をしてきたか」を知りたいだけではありません。質問の裏には、こんな意図があります。

人柄    :どんな性格の人なのか?
価値観   :どんなことを大切にしているのか?
能力    :仕事で活かせる力を持っているか?
ストレス耐性:困難な状況を乗り越えられるか?
学び    :経験から何を学んだのか?

この5つのポイントをおさえた回答をするためには、部活経験のエピソードを具体的に言語化する力が必要になります。

効果的なエピソードの選び方

面接で話すエピソードは、ただ「頑張ったこと」を話せばいいわけではありません。次のポイントを意識して、あなたらしさを上手にアピールできるエピソードを選びましょう!

具体性:「頑張った」だけではなく、「何を」「どのように」頑張ったのかを具体的に説明する。
成果 :頑張った結果、どんな成果が得られたのかを明確にする。
学び :その経験から何を学び、今後どう活かせるのかを説明する。

企業が求める人物像との一致: 企業の求める人物像(コミュニケーション能力、リーダーシップなど)と関連性の高いエピソードを選ぶ。

頑張ったことだけでなく、そのプロセスをわかりやすく伝えることが重要であり、伝える順番もポイントになってきます。

具体的なエピソードトークの組み立て方

エピソードトークは、次の4つのステップで組み立てると、相手に伝わりやすくなります!

状況 (Situation):どんな状況だったのか? (例: 大会前の練習で、チームの雰囲気が悪かった)
課題 (Task)  :どんな課題があったのか? (例: チームワークが乱れ、連携がうまくいかなかった)
行動 (Action) :課題を解決するために、どんな行動をしたのか? (例: メンバー全員と個別に話し合い、意見を聞き、解決策を提案した)
結果 (Result) :その結果、どうなったのか? (例: チームの雰囲気が改善し、大会で優勝できた)

一般的な質疑応答では結論から伝えますが、エピソードトークに関してはエピソード全体が結論となるため、組み立てが非常に重要です。上記4ステップでわかりやすく伝えましょう!

また、エピソードトーク含め部活経験で話した内容に対して、さらに深掘りする質問がくることも多いです。

よくある質問と回答例

面接では学生時代の部活経験について、こんな質問がよくされます。事前に回答を準備しておくと、落ち着いて答えられるので安心です!

挫折経験

質問例: 部活で一番の挫折経験は何ですか?
回答例: 高校2年生の時の大会で、自分のミスが原因で負けてしまったことです。とても悔しくて、しばらく立ち直れませんでした。しかし、その経験をバネに、自分の弱点を克服するために、毎日欠かさず自主練習に取り組みました。その結果、3年生の大会では、レギュラーとして活躍することができました。

困難を乗り越えた経験

質問例: 部活で最も困難だったことは何ですか?それをどう乗り越えましたか?
回答例: 大学1年生の時、怪我をしてしまい、半年間練習に参加できませんでした。チームに貢献できないことがもどかしく、何度も辞めようと思いました。しかし、チームメイトや監督、コーチの励ましもあり、リハビリを頑張り、復帰することができました。この経験から、諦めないことの大切さを学びました。

面接でのアピール方法はわかりましたか?

「アピール方法はわかったけど、面接本番は緊張してしまいそう…」「人前で話すことが苦手…」という方は、面接で話す練習をしましょう!

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https://know-how.sponavi.com/how-to/2053/

「部活経験のアピール方法はわかったけど、忙しくて就活と部活を両立できるか不安…」という方は、続けて両立のコツをご紹介するのでぜひ読んでみましょう!

部活と就活、どっちも頑張る!
両立する5つのコツ

部活も就活も、どっちも手を抜きたくない!そんな皆さんのために、両立のコツを5つご紹介します!

スケジュール管理を徹底!

まずは、スケジュール帳やアプリを使って、部活と就活の予定をしっかり管理しましょう!練習時間、試合日程、説明会、面接…全てを書き出して、いつ何をするのかを明確にすることが大切です。部活動生は、就活のスタート時期が遅れがちなので、要注意です!

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隙間時間を有効活用!

通学時間や休み時間など、ちょっとした隙間時間も有効活用しましょう!例えば、電車の中で企業研究をしたり、説明会の資料に目を通したり…。小さな積み重ねが、大きな差を生みます!また、スポナビのノウハウ記事を読むことも、隙間時間の有効活用になります◎2~3分で読める記事ばかりなので、おすすめです。

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就活情報を集めよう!

就活は情報戦です!大学のキャリアセンターや就活サイト、就活エージェントなどアドバイザーを活用して、積極的に情報を集めましょう。部活動生の強みを活かして、すでに社会人として働いているOB・OGの先輩に話を聞いてみるのも、おすすめです。早めに情報収集を始めることで、余裕を持って就活を進められます。周りの就活状況もチェックしながら、遅れを取らないように就活情報を集めましょう!

\アンケートから周りの就活状況を知ろう!/
https://know-how.sponavi.com/category/how-to/survey/

困った時は誰かに相談!

就活は、一人で抱え込まずに、誰かに相談することも大切です。部活の顧問の先生、先輩、家族、友人、キャリアセンターの職員…頼れる人に相談して、アドバイスをもらいましょう。「すぐに相談できる人がいない…」という方は、部活動生のよくある悩みを読んで、解決のヒントを探してみましょう!

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メリハリをつける!

部活も就活も、頑張りすぎは禁物です!疲れているときは、無理せずしっかり休みましょう。心身ともにリフレッシュすることで、また頑張るためのエネルギーが湧いてきます!逆に部活をセーブし過ぎるとストレスが溜まってしまう場合もあるので、適度に運動を続けられるといいかもしれません。先輩の就活も参考にしながら、メリハリをつけて取り組みましょう!忙しい部活動生は、効率的な時間の使い方が鍵になります。

\先輩の就活体験談を読んでみよう!/
https://know-how.sponavi.com/category/interview/users-voice

ここまで、最後まで部活を続ける部活動生向けのお話をしてきましたが、何らかの理由があって途中でやめたり早めに引退した部活動生の方もいるはずです。

続いては、そんな部活動生のみなさんに読んでほしい内容です。

部活をやめたり、
引退していても大丈夫!

部活をやめてしまったり、早めに引退していても、心配する必要はありません。注意点に気をつけつつ、あなたの良さを伝えましょう!

部活以外の経験をアピール!

部活をやっていない人は、アルバイト、留学、ボランティア、インターンシップ経験など、その他の活動で頑張ったことをアピールしましょう。どのような活動でも、苦労したこと、そこから学んだこと、成長に繋がったことを伝えられれば問題ありません。

自分の強みをアピール!

活躍できるフィールドは部活だけではありません。自分の強みをしっかりと把握し、それをアピールしましょう。適性検査などの自己分析ツールなどを利用して、客観的に自分を見つめ直してみるのもおすすめです。

嘘はダメ!正直に話そう!

部活を途中でやめてしまった場合は、正直に理由を話しましょう。嘘をつくのは絶対にNGです。嘘をついても、面接官には見抜かれてしまいます。「なぜ辞めたのか」「そこから何を学んだか」をきちんと説明することが大切です。

上記ポイントは、「高校時代まではガッツリ部活をしていた方」や「中高では部活に所属していて、大学ではサークルに入部してスポーツを続けている方」など、体育会系の強みやスキルを持っている大学生にもおすすめです!高校までのスポーツ経験に加えて、大学時代のアピールは上記ポイントをおさえた自己PRをしましょう!

ここまで読み進めてくれたあなたへ。
最後に、部活動生の強みを最大限に活かした就活をサポートしてくれるおすすめサービスをご紹介します!

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面談の中で、自己PRやガクチカなどのES添削も行っています。ESなどの書類を添削してもらうための面談は、Webなどのオンラインでも対面でもどちらでも参加可能です。文章が完成していない状態でも問題ありません。すでに提出したエントリーシートの添削も可能です。1対1でじっくり話しながら一緒に解決策を探していきます。基本的には面談で添削を行っていますが、まとまった時間を確保することが難しかったり住んでいる都道府県内にスポナビのオフィスがない就活生に対しては、LINEで添削することも可能です◎

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体育会学生は『時間』が限られているため、使えるツールやサービスは積極的に使って就活を効率良く有利に進めましょう。就職課とスポナビなどを併用することもおすすめです。

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