今回は、エントリーシートや面接などでもよく聞かれる「自己PR」について触れていきます。
自己PRの中にも様々なものがあり、面接の中では「1分間で自己PRをしてください」や、「強みや弱み」を聞かれることもあります。
まず、皆さんにお伝えさせていただきたいのは、自己PRはただ自分をアピールする場ではないということです。
まず、自己PRを作り上げるためには、いくつかのステップがあります。1st Stepは、自己分析が非常に重要となります。
1.自己分析を徹底的に!
自己分析は、この記事を読んで準備をしましょう!
https://know-how.sponavi.com/how-to/169/
自信を持って面接に望むために、重要なことは事前に面接準備・対策ができているかです。その中心になるのが自己分析ですので、徹底的に分析をしていきましょう。
そして、自己分析が完了したら、次のステップです。
2.企業理解を深める
2nd Stepは、企業ごとの特徴を整理していきます。
企業には、経営理念や行動指針、ミッション・ビジョン・バリューなどが設定されており、これらは必ず見ておく必要があります。
ミッション・ビジョン・バリューとは?
https://know-how.sponavi.com/how-to/370/
また、上場をしている企業の場合は、IRもチェックしておきましょう!IRには、その会社の現在地だけでなく、今後どんなことにチャレンジしていくのかなども書かれており、より深く会社のことを理解することができます。
これらを理解したら、最終ステップです。
3.自分の強みを企業とつなぐ
自分が準備した自己PRポイントと、企業が掲げている【行動指針】と照らし合わせてみましょう!
自己PRという観点でチェックをしておくべき内容は、【行動指針】やミッション・ビジョン・バリューの【バリュー】、また採用ページなどで掲げられている【求める人物像】をチェックしましょう。
会社には、スポーツチームと同じで働いている従業員には共通点があります。その共通点を分解したものが、行動指針やバリュー、求める人物像となっています。
つまり、これらを理解した上で自己PRをすることで、人事の方には「うちの会社にフィットしそうだな・・・」と思っていただける確率が上がるのです。
例えば、行動指針の中に【チームとして圧倒的な成長をし続けよう】という言葉が入っている会社があったとします。
その会社の面接の際に、
面接官:「あなたの強みはなにですか?」
学生:「私の強みは、個の力です。理由は、・・・・」
と答えられたら、人事はどんな印象になるでしょうか?
「たしかに個の力は大切だが、チームワークはどうなんだろうか?」であったり、面接時間が短い場合には、これだけで「うちの会社には合わなそうだな・・・」って思われてしまいそうではありませんか?
例えば、このときの回答としては「チームのために自分の力を最大限発揮できることです」という言葉であれば、どのように受け取られるでしょうか?少し受け取る側の印象も異なりそうですよね?
そうです。自己PRのポイントは、面接官の方が「あ、この子うちの会社に合いそうだな!」と思ってもらえるかが大切なのです。
つまり、自己PRをする際には、企業が掲げている行動指針などに合わせて、ストーリーを変更したり、アピールする言葉を少し変えることが大切です。