体育会推し★部活別自己PRの書き方【例文付き】

第一志望の会社から内定を獲得するためのファーストステップである書類選考や1次面接などで聞かれる自己PR。大学生活において部活動を頑張ってきた体育会学生は、スポーツや部活動に関するエピソードをもとに自己PRを作成することが多いでしょう。体育会学生はアピールできる魅力的なエピソードをたくさん持っていますが、競技ごとに似たような内容になってしまいがちな部分もあります。

そこで、この記事で他の体育会学生と差別化を図りつつ、面接官や人事担当者に響く効果的な自己PRを作るノウハウをお伝えします!

体育会学生の強みは、
自己PR

体育会学生であるメリットの1つは、自己PRやガクチカでアピールできる経験を持っていることです。

部活動に取り組んでいる体育会学生は、部活動を通して自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れて取り組んだこと)など、面接でアピールできる経験を持っています。エントリーシートや履歴書に書く内容も充実したエピソードが多く、選考の第1ステップである書類選考をスムーズに突破することができます。一生懸命部活動に取り組み、それを言語化することができれば、体育会学生は就活を有利に進めることができます。

しかし、アピールできる経験があってもそれをしっかりと言語化できなければ就活は有利になりません。いざ自己PRを書こうとしても、最初はなかなか言葉が出てこなかったり、どのエピソードを選んだらよいのか分からないかもしれません。

これからご紹介するポイントを参考に、一緒に自己PRを作っていきましょう!


===【自己PR作成の流れ】===
①競技別自己PRでイメージを掴もう
②キーワードを参考に
アピールポイントを考えてみよう
③注意点やチェックポイントを確認しよう
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①競技別自己PRでイメージを掴もう
競技名をタップすると、競技特性・ポイント・修正前後の例文など、より詳しく解説している記事に飛びます。

・野球
私は、部員100名を超える野球部に所属し、選手コーチとしてメンバーのサポートに努めました。メンバーとして試合で活躍するために2年生まで努力してきましたが、チームとして勝つために選手コーチとしてサポートに回ることを決めました。メンバー入りするために努力した経験をもとにメンバーの気持ちに寄り添い、精神的な支えになりました。また、技術力向上のために、動画撮影や試合結果の見直しによってメンバー1人1人の分析を行い、数字に基づくアドバイスを行いました。その結果、リーグ戦で過去最高の成績を残すことができました。この経験から、個人の成長や結果だけにこだわるのではなく、チームに貢献する喜びを学びました。

・ラグビー
私は、ラグビー部に所属していました。3時間の全体練習と2時間のウェイトトレーニングに毎日取り組みました。体調管理に気を付け、全体練習が休みの日や大会当日の試合が終わった後も欠かさずトレーニングを行いました。また、同じ時間同じ練習をしている部員よりレベルアップするために、トレーニング中に試合の動画を見て戦術の勉強も行い、限られた時間を有効活用しました。その結果、3年生の時には1年間メンバーとして試合に出て活躍することができました。この経験から、辛い練習でも自分のためにやり続ける忍耐力と周りと差をつけるために考え抜く思考力を身に付けました。

・サッカー
私は、部員100名を超え1部リーグで優勝争いをするサッカー部に所属していました。1年生の時は、メンバーに入れるかどうか微妙な位置であったため、AチームとBチームを行ったり来たりする状況でした。メンバーに定着するために、自分に必要な力は試合中の判断力だと感じ、常に頭を使うことを意識しました。毎日1本必ず試合の動画を見たり、視野を広げるトレーニングを行ったりしました。Bチームに落ちた時は努力が報われずサッカーを続けること自体を悩む時もありましたが、一歩ずつでも成長できている点を見つけて自信にすることでモチベーションを保ちました。そして、徐々に試合での動きを評価されるようになりました。その結果、大学最後の試合ではメンバーとして活躍することができ、広い視野と判断力そして最後までやり遂げる継続力を身に付けることができました。

・バスケ
私は、バスケ部に所属していました。チームとしてリーグ戦での全勝を目標にしていましたが、平均身長が低くゴール下での得点力が弱いことが課題でした。そこで、ゴール下以外からの得点力を上げるために3ポイントシュートの強化に取り組みました。まず、ブロックを避けるため、シュートモーションが小さいフォームに変えました。そしてフォームを定着させるために動画を撮りながら毎日100本のシュート練習を行いました。ただ打つのではなく動画でフォームを確認しつつ、徐々に決定率の目標を上げていきました。最終的に4割近くまで決定率を上げることができ、チームのリーグ戦での勝利に貢献することができました。この経験から継続力を身に付け、チームに貢献することの喜びを学びました。

・バレー
私はバレーボール部に所属し、リーグ戦での優勝を目標に練習に取り組みました。チームとして技術力はあるものの試合で実力を発揮できない選手が多く、セットプレーが乱れて得点ができないことが課題でした。そこで、練習中も試合を意識して、セットプレー前の話し合いや声かけを行いました。また、1点ごとに何を考えてそのプレーをしたのか共有したり、週1回だったMTGを毎日行うようにしたりして、コミュニケーションを取る機会を増やすようにしました。その結果、チーム全体の練習に取り組む意識が変わり、大会本番も連携の取れたプレーをすることができました。目標である優勝は叶わなかったものの、この経験からコミュニケーション能力を身に付け、チームの成長に貢献する大切さを学びました。

・テニス
私は、テニス部に所属していました。強豪校出身者がおらずライバルとなる同期もいませんでしたが、個人戦でベスト4に入ることを目標に掲げ、日々の練習に取り組みました。まずは試合を分析して苦手な展開を把握し、その展開が得意な先輩にアドバイスを求めました。社会人でテニスを続けているOGの方にお願いし、クラブチームの練習にも参加させてもらいました。その結果どの展開でも有利に立つことができ、最後の大会で3位に入賞できました。この経験から、現状把握と正しい努力をする大切さと自分で考えて行動する主体性を身に付けました。

その他の競技はこちら!
> 【競技別】自己PRの書き方 <

②キーワードを参考にアピールポイントを考えてみよう
あなたの長所や強み、持っているスキルはどんなものがあるでしょうか?すぐには思い浮かばなかったり、なんとなく伝えたいことが浮かんでも言語化しようとすると難しく感じるかもしれません。いくつか参考になるキーワードをご紹介するので、自分に当てはまるものがあるかチェックしてみましょう。当てはまるキーワードがあればそのまま使っても良いですし、キーワードを参考にアピールしたいことが決まったら自分でキャッチコピーやキーワードを作るのも良いです。周囲の就活生と差別化を図ることができるので、自分で考えるのもおすすめです。

▼キーワード一覧
・リーダーシップ

・チームワーク
・チャレンジ精神
・マネジメント力
・課題解決力
・対応力
・向上心
・協調性
・責任感
・信頼
・挨拶礼儀
・体力
・精神力

キャプテンやマネージャーなど役割(役職)別の
アピールポイントはこちら!

> 役割・性格別のアピールポイント <

③注意点やチェックポイントを確認しよう
実際に文章を書いていく中で意識してほしい大事なポイントをご紹介します。非常に重要なポイントばかりなので、最終確認の際に全てチェックが付くか確認しましょう。

▼文章構成や内容に関する注意点
▢結論から書く
▢実績や成果だけでなく
 過程(プロセス)も書く
▢入社後、実際の業務における
 活躍イメージを書く

▼チェックポイント
▢専門用語は使わず、簡単な言葉で説明する
▢文字数によって敬語かどうか使い分ける
(全ての回答で統一すること)
▢提出書類が手書きの場合は、
 読みやすいように大事なポイントは
 枠や色で強調させるなど工夫する

▼ワンポイントアドバイス
▢エピソードは成功体験だけでなく
 失敗した内容でもOK
(失敗から学んだことや
 改善したことをアピールしよう)
▢字が下手でも大丈夫
(字のきれいさではなく、
 丁寧さを重視しよう)
▢特技・趣味の欄も埋める
(人間性や人柄が伝わるように)

参考になる選考通過ES集はこちら!
> 選考通過ES集 <

①②③の流れで自己PRを作成できたら、スポナビスタッフに添削してもらいましょう!誤字脱字やケアレスミスの最終チェックやよりあなたらしさが伝わる自己PRにするためのアドバイスをお伝えします。添削は面談でもLINEでもどちらでも可能です◎

スポナビは体育会出身のエージェントが多く、年単位で大学や部活を担当します。そのため、自分自身の経験をもとに体育会学生に寄り添い、各部活動のスケジュールや特徴を把握したうえで、就活をトータルサポートします。1人だとなかなか進まない自己分析も、スポナビのエージェントと面談することで一気に進めることができます。自分に合う企業が分からない場合は、あなたの性格や強み弱みをもとにおすすめの企業をご紹介します。面接前の対策から面接後の振り返りも行います。面談の時間さえ取れない場合は、LINEでサポートします。プロや公務員を目指しながら就活を進めたい場合は、その気持ちに寄り添ってプロや公務員を経験したことがあるエージェントが相談に乗ることもできます。

スポナビを上手に活用して、効率良く有利に就活を進めていきましょう!

「やりたいことが見つからない…」
「何から取り組んだらいいか分からない…」
「そもそもなぜ就活しないといけないの?」
といった質問も大歓迎◎

「何を聞けばいいか分からないけど就活の情報を知りたい!」という声にもお応えします!

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続いて、もっと就活を頑張りたいあなたへ
『体育会学生の就活のコツ』をご紹介します!

周りと一緒に動いてない?
体育会学生の強みを活かす
スケジュールを立てよう!

体育会学生である強みを活かしつつ就活を有利に進めるために、まずは部活動と就活のスケジュールを立てましょう

①部活動のスケジュールを把握する
リーグ戦を始めとする主要大会、合宿、練習のスケジュールをできるだけ細かく確認しましょう。3年生の秋ごろから部活動をまとめる学年が4年生から3年生に代わる部活動が多いため、昨年のスケジュールを参考に年間スケジュールを把握できるはずです。部の方針として就活の予定があれば練習を休むことができるのか、自主練習に力を入れなければいけない時期はいつなのか、など、できるだけ細かく確認しておくことをおすすめします。

> 25卒の就活 <

②就活のスケジュールを理解する
次に、どの時期に何が行われるのか就活のスケジュールを理解しましょう。基本的に、インターンシップ・説明会・選考・内定という大まかな流れは変わらないため、先輩の就活が参考になります。そして、自分たちの代から変わることがあるのかも確認が必要です。実は25卒からインターンシップの定義が変更になります。志望する業界や職種が決まっている場合は、その業界がどの時期にどのような選考を実施しているのかも調べておくと安心です。インターンシップ情報が掲載されているナビサイトを検索し、昨年の採用情報から確認できます。

> インターンシップの変更について <

③部活動と就活のスケジュールを立てる
夏のインターンシップに参加して早めに就活を終わらせるのか、就活の準備は進めつつも3年生のうちは部活動に専念して本格的なスタートは3月からにするのかなど、部活動と就活のスケジュールは1人1人異なります。いつからスタートして、どの時期に何に取り組むのかまで決めることができると、安心ですね。まだ就活のイメージが湧かない人は、先輩の就活体験談を読んでみましょう。

> 先輩の就活体験談 <

スケジュールを立てるイメージは湧きましたか?

続いて、具体的な行動について体育会学生【必見】のおすすめ方法をご紹介していきます!

インターンシップより効率的に
業界研究を進められる方法

最初にお伝えしたように、体育会学生が就活に取り組むうえでネックになるのは、『時間』です。部活動の予定がある中で就活のために割ける時間は限られており、時間がないことで就活に対する不安焦りを感じている人も多いのではないでしょうか?

就活のファーストステップとして取り組むことが多い『業界研究』に焦点を当てて、時間がなくても効率的に進められる方法をご紹介します!

インターンシップは短くても1社あたり数時間〜半日かかります。1日に詰め込んでも参加できるのは2,3社ほどです。しかし、数社集まるイベントであれば1社あたり30分ほどで説明を聞くことができるため、1日で5〜10社ほど知ることができます。

また、イベントは業界研究を進められるだけではありません早期選考の案内を知ることができたり、いくつか選考をパスして優遇ルートで選考を受けられたりします。世の中の仕事を知ることで、自己分析を深めることもできます。

就活のファーストステップは、自己分析と業界研究です。自分と世の中のことを知り、今後のキャリアプランを立て、実現できる会社を受けていきます。『時間』が限られている体育会学生はこのファーストステップを効率良く進めていくことが重要であり、それを実現できる手段がイベントです。

積極的にイベントに参加して、効率良く有利に就活を進めていきましょう。

> 誰でも分かるイベントの基本 <
> イベントの種類 <
> スポナビのイベントはこちら <

 

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