【強み10選】マネージャー経験を活かす自己PR|例文付き

 

面接でよく聞かれる「大学生活を通して学んだことを教えてください」「学生時代に力を入れて取り組んだことは何ですか?」という質問。

部活動に所属している体育会学生のみなさんは、部活動に関する話をすることが多いでしょう。

マネージャーの方は、「マネージャーって、自分の競技成績や結果がないからあんまり評価されないんじゃないかな」「何をアピールしたらいいんだろう?」と不安に思っているかもしれません。

心配しないでください。

実は、マネージャーは面接官にアピールできるポイントをたくさん持っているんです!

マネージャーの魅力とアピールポイントを効果的に伝えるコツ、注意点などを例文付きでご紹介します!

マネージャーの強み
アピールポイント10選

マネージャーは、実際に試合に出場してプレーするわけではないので、「何をアピールしたらいいんだろう?」「アピールできる実績がないけど、どうしよう…」と不安に思う方もいるかもしれません。

しかし、チームのレベルアップのために状況に応じたサポートを行い活躍しているマネージャーも、結果に大きく貢献しています。

雑務からデータ分析、新入部員の獲得など幅広い仕事を担っているマネージャーは、チームにとって縁の下の力持ちのような存在です。

会社も部活動も1つの組織です。所属する組織のために尽くすことができるマネージャーは、面接官が魅力を感じるポイントをいくつも持っています。

自信を持ってアピールするために、自分の強みを考えてみましょう!

▼マネージャーのアピールポイント
・協調性
部員や監督はもちろん他大学やOB・OGの方ともコミュニケーションを取る機会が多いため、協調性を身に付けた人も多いでしょう。仕事においても、社員だけでなく社内外問わず様々な人と上手に関係構築ができることは、重要なポイントです。

・忍耐力
暑い日も寒い日も黙々と雑務をこなし、選手のそばでサポートを行なってきたことで、忍耐力を身に付けた人も多いでしょう。仕事においても、精神面・体力面ともに厳しい環境に置かれることもあるなかで、結果が出るまで努力を続けることができる忍耐力は、重要なポイントです。

・献身性
脚光を浴びる機会が少なく直接的な評価が難しい仕事が多いなかでも、選手のために行動することにやりがいを感じる献身性を身に付けている人も多いでしょう。仕事においても、自分の結果だけに執着せず全体の利益のために行動できる献身性は、重要なポイントです。

・課題解決力
チームのメンバー1人1人が抱えている課題に対して一緒に解決策を探り、課題や困難を乗り越えてきた経験を通して、課題解決力を身に付けた人も多いでしょう。仕事においても、自分の課題やお客様のニーズをしっかり把握して適切な方法で着実に解決していくことは、重要なポイントです。

・タイムマネジメント
練習や試合の日程を把握して、部員のスケジュール管理や調整を行うなかで、タイムマネジメント力を身に付けた人も多いでしょう。仕事においても、日々多くのタスクがある中で優先順位を付けて時間内に完了するために、重要なポイントです。

・凡事徹底力
試合の手続きを行ったり、スポンサー獲得のために営業活動を行ったりするなど重要な仕事を任されることもあるため、ミスなくタスクを進める凡事徹底力を身に付けた人も多いでしょう。仕事においても、当たり前のことを当たり前にしっかりとこなすことは、重要なポイントです。

・柔軟性
マネージャーの仕事は決まった雑務だけでなく、チームや選手の状態に応じて臨機応変に対応することが求められるため、柔軟性を身に付けた人も多いでしょう。仕事においても、予定通りに進むことは少なく、必要に応じて柔軟に対応することが求められるため、重要なポイントです。

・主体性
固定の業務以外にも、自分で仕事を見つけてチームのために行動することが求められるため、主体性を身に付けた人も多いでしょう。仕事においても、指示待ちではなく自ら考えて行動することが求められるため、重要なポイントです。

・企画力
マネージャーの役割は明確に決まっているわけではなく、チームの課題解決のために何かを企画して実行することもあるため、企画力を身に付けた人も多いでしょう。仕事においても、1から自分で企画して実行に移す発想力や企画力が求められることがあるため、重要なポイントです。

・気配り
チーム全体が常に良い雰囲気で、かつ高いモチベーションでプレーできるように、様々なところにアンテナを張って行動してきたことで、気配りができるようになった人も多いでしょう。仕事においても、さりげない気配りは円滑に業務を進めるために、重要なポイントです。

 

上記はマネージャーが特にアピールしやすい魅力の一例です。他にも「チームワーク」「目標達成力」「継続力」など、アピールできる強みは人それぞれたくさん持っているはずです。大学3年間に焦点を当てて自己分析に取り組むことで、自分の魅力を探してみましょう。

よく聞くキーワードではなく、自分でキャッチコピーを考えるのもおすすめです。周りと差別化を図ることができます。

続いては、自己PRやガクチカを考えるにあたっての基本をご紹介します!

自己PRやガクチカの
基本をおさえよう!

ES(エントリーシート)や履歴書などの書類作成や面接においても、よく聞かれる「自己PR」や「ガクチカ」。まずは質問の意図や知りたい内容をおさえて、面接官に響く回答にしましょう!

▼質問の意図
・性格や人柄、考え方を知りたい
面接官は、限られた面接時間の中でエントリーしてくれた就活生の中から採用する人財を選ばなければいけません。強みや能力はもちろんですが、あなたの性格や人柄を把握したいと思っています。その理由は、どんな人物か分からなければ採用できないからです。

・企業が求める人物像に合っているか知りたい
面接官は、学生の人物像を把握するための質問をしながら、自社の求める人物像にマッチしているかを見ています。どれだけ優秀な人材でも、自社の求める人物像と異なっていれば採用しません。例えば、確実性や堅実さを求める企業に対して、ミスを恐れず挑戦する積極性をアピールしてもあまり響きません。逆も然りです。

・コミュニケーション能力を確認したい
これは面接におけるどの質問においても共通しています。質問に対して簡潔に的を射た回答ができるか、論理的に分かりやすく言語化する能力があるか、を見ています。

\ もっと知りたい方はこちら! /
人事が重視するポイントや人柄は〇〇

面接官の意図をおさえたら、上手に伝える構成を学びましょう。部活動でのマネージャー経験でどれだけ大変な思いをして、アピールできる魅力的な経験をしていても、面接官に上手く伝えられなければ評価してもらえません。そんなもったいないことにならないよう、あなたの魅力を伝える文章構成をご紹介します!

▼構成
①結論(部活動を通して学んだこと)
②具体的なエピソード
➂今後への活かし方

①結論
どんな質問に対しても共通していえることですが、まず初めに結論から伝えましょう。どの順番で話すかで伝わり方に差が出ます。アピールしたい!という気持ちから、つい部活動の状況や大会結果なども付け加えたくなりがちですが、ぐっとおさえて簡潔に伝えることが大事です。

②具体的なエピソード
ここでは、部活動の状況・直面した課題・課題に対して行った取り組み・結果の4点を意識して伝えましょう。部員数や競技レベル、役職といった部活動の状況。部活動に取り組む中でぶつかった壁や課題。その課題に対して、解決するためにあなたが取り組んだことや工夫したこと。あなたの行動によって生まれた変化や得られた結果。この4つの項目を数字や第3者の意見も盛り込みながら伝えることで、納得感のある内容になります。

➂今後への活かし方
取り組みの結果から学んだことや学んだ力を、仕事においてどのように発揮できるのかを伝えましょう。まだ働いたことがない学生のみなさんはビジネスや社会人として働くイメージが難しいかもしれません。エピソードは具体的に、今後への活かし方は抽象的に、考えてみましょう。汎用性のある学びは、どのような場面でも活かすことができます。

ここで紹介した文章構成は、志望動機にも応用できます。伝わりやすい文章構成がわかると、なんとなくイメージが湧いてきた人も多いでしょう。

ただし、魅力的な経験や学びがあっても、伝え方1つでマイナス評価になってしまうこともあります。そんなマイナス評価に繋がってしまうリスクを減らすために、注意点をご紹介します!

▼注意点
①専門用語はなるべく使わない
体育会系の人やその競技を知っている人しか分からない言葉は使わないようにしましょう。一般的に知らない用語が出てくると、話を理解しづらくなります。専門用語は使わず、分かりやすい表現に変えるか、簡単な説明を付け加えるようにしましょう。

➁嘘をつかない、話を盛らない
部活動で学んだことを伝える際に、ついエピソードや数字を盛ってしまいたくなることもあるかもしれません。しかし、嘘は必ず気づかれます。誰しも立派な経験をしているため、自信を持って実体験を話しましょう。

➂話し過ぎない
面接官にアピールするためにあれもこれも一度に話してしまうのはNG。話にまとまりがなくなったり、自慢のように聞こえたりしてしまいます。深掘りしてほしい部分はあえて抽象的に話すことで興味を持ってもらう、というスキルもあります。深掘りされることを前提に、会話形式で想定質問と回答を準備しておくと、実際の面接でも余裕をもって話すことができます。

\ もっと知りたい方はこちら! /
部活動で学んだことの伝え方【面接編】

「マネージャーの強みを理解して、自己PRやガクチカの基本もおさえたし、文章を作ってみよう!」と思っている方へ。

続いては、マネージャーの例文をご紹介します!

マネージャーの例文

文章構成やポイント、キーワードをおさえたら、実際に文章を考えてみましょう!

マネージャーの先輩が書いた自己PRをご紹介します。企業に提出して選考通過したものなので、しっかり読み込んで、良いポイントは積極的に取り入れてみましょう。

▼マネージャーの選考通過例文
・大手鉄道グループ × アメフト部
私の強みは、臨機応変な対応力があることである。私は現在、アメリカンフットボール部に所属しており、部員約100名、関係者500名以上の元で主務を務めている。仕事内容としては、司会・試合の運営等人員配置から、電話対応・資料作成の事務作業など様々である。「勝利」に向けて部全体が足並みを揃えていけるよう部員の管理を行うのだが、約100名もの部員が居れば、当然モチベーションの差や価値観は様々であった。そのため、部を運営する中で、批判やすれ違い、トラブルなど大組織ならではの課題と衝突することもあった。初めは戸惑いもあったが、前主務の先輩方にアドバイスをもらいながら、感染症への対応等を通して一つ、二つ先のことを見越し、状況に応じて判断する力を身につけてきた。社会に出た時に、主務を通して身に付いた対応力、大組織を動かすプレッシャーに打ち勝つ心は必ず活かすことができると確信している。

\ ES全体を見たい方はこちら! /
大手鉄道グループ × アメフト部のES

・大手鉄道グループ × アイスホッケー部
私は【現状に満足せず、できることを探して周囲と共に挑戦していく力】を、大学生活を通して打ち込んだアイスホッケー部のマネージャーの経験によって身に付けました。我が部は約30名と小規模なチームで、入部直後のマネージャーの仕事が給水やビデオ撮影などの、練習の補助だけとなっていた中、私は「マネージャーの活動幅拡大」に努めました。自分たちがプレーヤーと同等に部活に打ち込み、活動環境改善に尽力することでチームの勝利に貢献できるのではないかと考えたからです。同期や先輩の協力を得て話し合った結果、実施したのは以下の3つです。

①SNS広報(毎試合のLIVE配信)
②練習補助レベルの向上(勉強会の実施、他チームとの情報共有)
③支援金20%増額のためのOB交渉

以上の結果、①が選手のモチベーション向上に、②と③が練習の質向上にそれぞれつながり、連敗続きだったチームが初勝利を挙げることができました。この経験を通して、マネージャーというサポート役ながらも、熱意を持って自分にできることを探し、組織に貢献しようと挑戦する姿勢が身に付きました。貴社に入社できた際にも、組織へ貢献しようとする気持ち、そして社会に貢献しようとする強い想いを持ち続け、自分にできることに挑戦し続けたいと考えます。

\ ES全体を見たい方はこちら! /
大手鉄道グループ × アイスホッケー部のES

※文末は「です・ます調」「だ・である調」どちらでも大丈夫です。文字数に合わせて選択しましょう。その際に、異なる文末が1つの文章に混在しないよう気を付けましょう。
※例文は面接時の話し言葉を想定しているため「御社」と記載しています。書類作成時は「貴社」と書くように注意しましょう。

マネージャーの文章以外にも、志望業界や職種が同じESも読んでみましょう!解説付きのESもおすすめです。

\ 他のESも見たい人はこちら! /
体育会学生の選考通過ES集

ES以外にマネージャーという同じ立場の学生がどのように就活を進めたか知りたい人は、就活体験談も読んでいましょう。

\ マネージャーの就活はこちら! /
マネージャーの就活体験談①アメフト部
マネージャーの就活体験談②ラクロス部

先輩の例文を参考にしながら、自己PRやガクチカの準備ができたら、最後に添削サービスを活用してみましょう!

セルフチェックで終わらせるのは非常にもったいないです。就職課や友人、先輩など、必ず第3者からアドバイスをもらいましょう。

自分では完璧だと思っていても、相手によっては理解しづらい表現もあります。客観的な意見やアドバイスを聞いて内容を改善することで最初より良い回答になり、選考通過率もUPします。アドバイスをもらったり、足りないポイントを指導してもらうことは、メリットしかありません!

スポナビでも自己PRやガクチカの添削を行っているので、ぜひご活用ください!

▼おすすめの添削方法
「就職課の担当者がわからない」「依頼できる人が見つからない」「専門的なアドバイスがほしい」という人は、エージェントやアドバイザーなど就活のプロを頼ってみましょう。初めて経験する就活の中で、プロのサポートはとても心強く頼もしい力になります。

就活のプロであるスポナビのスタッフは体育会出身者が多く、1年を通して大学や部活を担当します。そのため、自分自身の経験をもとに体育会学生に寄り添い、各部活動のスケジュールや特徴を把握したうえで、就活をトータルサポートします。スポナビに登録すると、自己分析やおすすめ優良企業の紹介、面接対策、書類添削などの就職活動に関するサポートが完全無料で受けられます。

その面談の中で、自己PRやガクチカの添削も行っています。スポナビスタッフが面接官役を担い、模擬面接形式で面接練習を行います。回答内容だけでなく、印象の良い話し方や振る舞い方もアドバイスします。また、文章に起こしたものをLINEで添削することも可能です。回答が完成していない状態での相談もOKです。一緒に回答内容を考えていきましょう。

体育会学生は『時間』が限られているため、使えるツールやサービスは積極的に使って就活を効率良く有利に進めましょう。

「面接が不安…」
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