【部活推し】エントリーシート(ES)の書き方|例文10選

ESや履歴書などの書類選考や面接などで、「部活動の経験をアピールしたい!」と考えている体育会学生も多いことでしょう。

大学で部活動を続けている体育会学生であれば、「部長を務めた経験を武器に自己PRしたい」「ガクチカでリーダーシップをアピールできる部活動のエピソードを話したい」「部活での困難を乗り越えて目標達成した経験を、自分のアピールポイントとして伝えたい」など、部活動の経験をもとに伝えたい強みやアピールポイントもたくさんあるかと思います。

今回は、ESを通して部活動経験を上手に伝える方法を伝授します!

先輩の例文や選考通過したES集、人事が見ているポイントの解説、合格が近づく㊙テクニックなど、最後までお見逃しなく…!

まずは例文を読んで
イメージを掴もう!
虫眼鏡をもった就活生

「部活動経験をアピールしたい!」と思っていても、何から手を付けたらよいかわからず、手が止まってしまっていませんか?

まずは自己PRやガクチカの例文を読んでイメージを膨らませましょう!

競技別

野球

私は、部員100名を超える野球部に所属し、選手コーチとしてメンバーのサポートに努めました。メンバーとして試合で活躍するために2年生まで努力してきましたが、チームとして勝つために選手コーチとしてサポートに回ることを決めました。メンバー入りするために努力した経験をもとにメンバーの気持ちに寄り添い、精神的な支えになりました。また、技術力向上のために、動画撮影や試合結果の見直しによってメンバー1人1人の分析を行い、数字に基づくアドバイスを行いました。その結果、リーグ戦で過去最高の成績を残すことができました。この経験から、個人の成長や結果だけにこだわるのではなく、チームに貢献する喜びを学びました。

詳細はこちら:https://know-how.sponavi.com/how-to/2100/

ラグビー

私は、ラグビー部に所属していました。3時間の全体練習と2時間のウェイトトレーニングに毎日取り組みました。体調管理に気を付け、全体練習が休みの日や大会当日の試合が終わった後も欠かさずトレーニングを行いました。また、同じ時間同じ練習をしている部員よりレベルアップするために、トレーニング中に試合の動画を見て戦術の勉強も行い、限られた時間を有効活用しました。その結果、3年生の時には1年間メンバーとして試合に出て活躍することができました。この経験から、辛い練習でも自分のためにやり続ける忍耐力と周りと差をつけるために考え抜く思考力を身に付けました。

詳細はこちら:https://know-how.sponavi.com/how-to/2141/

サッカー

私は、部員100名を超え1部リーグで優勝争いをするサッカー部に所属していました。1年生の時は、メンバーに入れるかどうか微妙な位置であったため、AチームとBチームを行ったり来たりする状況でした。メンバーに定着するために、自分に必要な力は試合中の判断力だと感じ、常に頭を使うことを意識しました。毎日1本必ず試合の動画を見たり、視野を広げるトレーニングを行ったりしました。Bチームに落ちた時は努力が報われずサッカーを続けること自体を悩む時もありましたが、一歩ずつでも成長できている点を見つけて自信にすることでモチベーションを保ちました。そして、徐々に試合での動きを評価されるようになりました。その結果、大学最後の試合ではメンバーとして活躍することができ、広い視野と判断力そして最後までやり遂げる継続力を身に付けることができました。

詳細はこちら:https://know-how.sponavi.com/how-to/2136/

バスケ

私は、バスケ部に所属していました。チームとしてリーグ戦での全勝を目標にしていましたが、平均身長が低くゴール下での得点力が弱いことが課題でした。そこで、ゴール下以外からの得点力を上げるために3ポイントシュートの強化に取り組みました。まず、ブロックを避けるため、シュートモーションが小さいフォームに変えました。そしてフォームを定着させるために動画を撮りながら毎日100本のシュート練習を行いました。ただ打つのではなく動画でフォームを確認しつつ、徐々に決定率の目標を上げていきました。最終的に4割近くまで決定率を上げることができ、チームのリーグ戦での勝利に貢献することができました。この経験から継続力を身に付け、チームに貢献することの喜びを学びました。

詳細はこちら:https://know-how.sponavi.com/how-to/2175/

バレー

私はバレーボール部に所属し、リーグ戦での優勝を目標に練習に取り組みました。チームとして技術力はあるものの試合で実力を発揮できない選手が多く、セットプレーが乱れて得点ができないことが課題でした。そこで、練習中も試合を意識して、セットプレー前の話し合いや声かけを行いました。また、1点ごとに何を考えてそのプレーをしたのか共有したり、週1回だったMTGを毎日行うようにしたりして、コミュニケーションを取る機会を増やすようにしました。その結果、チーム全体の練習に取り組む意識が変わり、大会本番も連携の取れたプレーをすることができました。目標である優勝は叶わなかったものの、この経験からコミュニケーション能力を身に付け、チームの成長に貢献する大切さを学びました。

詳細はこちら:https://know-how.sponavi.com/how-to/2233/

テニス

私は、テニス部に所属していました。強豪校出身者がおらずライバルとなる同期もいませんでしたが、個人戦でベスト4に入ることを目標に掲げ、日々の練習に取り組みました。まずは試合を分析して苦手な展開を把握し、その展開が得意な先輩にアドバイスを求めました。社会人でテニスを続けているOGの方にお願いし、クラブチームの練習にも参加させてもらいました。その結果どの展開でも有利に立つことができ、最後の大会で3位に入賞できました。この経験から、現状把握と正しい努力をする大切さと自分で考えて行動する主体性を身に付けました。

詳細はこちら:https://know-how.sponavi.com/how-to/2132/

\その他の競技はこちら!/
https://know-how.sponavi.com/?s=%E7%AB%B6%E6%8A%80%E5%88%A5

役職・役割別

キャプテン

私は陸上部での活動を通して、リーダーシップの大切さを学びました。全国レベルの選手が集まる陸上部で、キャプテンを務めました。当初は種目ごとに異なる練習メニューに取り組んでいたため、チームとしての一体感が弱いことに課題を感じていました。そのため、練習前と後には必ず部員全員で集合して5分ほどのMTGを設定しました。今日取り組む練習内容や現状の課題、目標を共有し、異なる種目でも参考になるアドバイスがあれば積極的に発言するように促しました。その結果チームに一体感が生まれたことでアドバイス交換が活発になり、成績が伸びるスピードが早くなりました。この経験から、現状を変えるために自分がリーダーシップを取って部員を動かす大切さを学びました。御社に入社できた際には、リーダーシップを発揮して、会社全体の利益向上に貢献します。

詳細はこちら:https://know-how.sponavi.com/how-to/2882/

主務

私の強みは、臨機応変な対応力があることである。私は現在、アメリカンフットボール部に所属しており、部員約100名、関係者500名以上の元で主務を務めている。仕事内容としては、司会・試合の運営等人員配置から、電話対応・資料作成の事務作業など様々である。「勝利」に向けて部全体が足並みを揃えていけるよう部員の管理を行うのだが、約100名もの部員が居れば、当然モチベーションの差や価値観は様々であった。そのため、部を運営する中で、批判やすれ違い、トラブルなど大組織ならではの課題と衝突することもあった。初めは戸惑いもあったが、前主務の先輩方にアドバイスをもらいながら、感染症への対応等を通して一つ、二つ先のことを見越し、状況に応じて判断する力を身につけてきた。社会に出た時に、主務を通して身に付いた対応力、大組織を動かすプレッシャーに打ち勝つ心は必ず活かすことができると確信している。

詳細はこちら:https://know-how.sponavi.com/entrysheet-2/1217/

マネージャー

私は【現状に満足せず、できることを探して周囲と共に挑戦していく力】を、大学生活を通して打ち込んだアイスホッケー部のマネージャーの経験によって身に付けました。我が部は約30名と小規模なチームで、入部直後のマネージャーの仕事が給水やビデオ撮影などの、練習の補助だけとなっていた中、私は「マネージャーの活動幅拡大」に努めました。自分たちがプレーヤーと同等に部活に打ち込み、活動環境改善に尽力することでチームの勝利に貢献できるのではないかと考えたからです。同期や先輩の協力を得て話し合った結果、実施したのは以下の3つです。

①SNS広報(毎試合のLIVE配信)
②練習補助レベルの向上(勉強会の実施、他チームとの情報共有)
③支援金20%増額のためのOB交渉

以上の結果、①が選手のモチベーション向上に、②と③が練習の質向上にそれぞれつながり、連敗続きだったチームが初勝利を挙げることができました。この経験を通して、マネージャーというサポート役ながらも、熱意を持って自分にできることを探し、組織に貢献しようと挑戦する姿勢が身に付きました。貴社に入社できた際にも、組織へ貢献しようとする気持ち、そして社会に貢献しようとする強い想いを持ち続け、自分にできることに挑戦し続けたいと考えます。

詳細はこちら:https://know-how.sponavi.com/entrysheet-2/1229/

その他(役職・役割なし)

高校から6年続けているボクシングで、国民体育大会全国〇位に入賞した経験だ。全国大会出場を目標に大学でもボクシングを続けたが、打たれ弱い私はヘッドギアのない大学ボクシングに適応できず、2年生まで勝ち星を挙げられなかった。私は勝てない要因をディフェンス面で技術が不足しているため被弾が多すぎるのだと判断し、以下の2点の施策に取り組んだ。1点目は部内で縦割り班を作成し、毎週縦割りミーティングを行うことだ。縦割りミーティングではその週の反省と来週の課題の作成を行い、誰からの意見も素直に受け入れる事を意識した。そして後輩からの助言を受けた結果、脱力を意識できるようになりパンチへの反応速度が向上した。2点目は階級を下げ〇kgほどある体重を〇kgまで落とし試合に出場したことだ。階級を下げたことで被弾をしたときのダメージが軽減された。この経験から得られたことは3つある。1点目は挫折に挫けず粘り強く取り組み続ける逆境力。2点目は年次に関わらず誰の意見でも受け入れ修正する改善力。3点目は長期間の厳しい食事制限にも耐えうる我慢強さだ。これらを活かし困難な業務にも根気強く且つ柔軟に取り組む。

詳細はこちら:https://know-how.sponavi.com/entrysheet-2/2490/

\他の選考通過ES集はこちら!/
https://know-how.sponavi.com/category/entrysheet-2/

例文を読んで、イメージは湧いてきましたか?

続いては、ESでよく聞かれる質問の回答方法(書き方)を説明していきます!

書き方のポイントと
注意点をおさえよう!
閃く就活生

ESでよく聞かれる質問は、ガクチカと自己PRです。

2つの質問に共通する書き方のポイントと注意点をご紹介します。

書き方

結論から伝える

どんな質問に対しても共通していえることですが、まず初めに結論から伝えましょう。どの順番で話すかで伝わり方に差が出ます。アピールしたい!という気持ちから、つい部活動の状況や大会結果なども付け加えたくなりがちですが、ぐっとおさえて簡潔に伝えることが大事です。

(構成)
①結論(部活動を通して学んだこと)
②具体的なエピソード
➂今後への活かし方

上記の構成を参考に書くと、すっきりまとまった文章になります。簡潔でわかりやすい伝え方をすることで、書類選考を通して印象をUPさせることができます◎

エピソードは過程を大事に

優勝などの輝かしい実績や受賞経験などの結果ももちろん大切ですが、努力してきた過程(プロセス)も重要です。なぜなら、部活動で結果を残せたからといって、仕事でも結果を残せるわけではないからです。結果を残すまでの過程から、仕事にも活かせそうな強みや入社後に活躍してくれそうなポテンシャルを見つけて、面接官は採用を決めます。結果だけでなく、過程の部分をしっかり伝えるようにしましょう。

活躍イメージを湧かせよう

過程を伝えることと繋がってきますが、仕事でも再現できる強みを身に付けていることが重要です。部活動も、部という1つの組織での活動です。その中で身に付けた強みは、会社という組織でも発揮できる可能性が高いです。部活動を通して身に付けた強みを、社会人になって職場でどのように活かすことができるのかという活躍イメージも、しっかり伝えるようにしましょう。

注意点

エピソードは具体的に

エピソード部分は、部活動の状況、直面した課題、課題に対して行った取り組み、結果の4点を意識して伝えましょう。例えば「部員数や競技レベル、役職といった部活動の状況」「部活動に取り組む中で苦労したことや困難だったことなどの挫折経験から見つかった課題」「その課題に対して、解決するためにあなたが取り組みや工夫」「あなたの行動によって生まれた変化や得られた結果」これらの4つの項目に対して、数字や第三者の意見も盛り込みながら伝えることで、納得感のある内容になります。

できるだけ専門用語を使わない

エントリーシートの全ての項目において「わかりやすく伝えること」が、当たり前ですが非常に重要です。学生時代の取り組みや部活動内容などを話そうとすると、つい専門用語を使ってしまいがち。できるだけ専門的な表現を使わないように、意識しましょう。もちろん略語はNGです。どうしても難しい言葉を使わないといけない場合は、説明を付け加えればOKです。バイト仲間や部活動に入っていない友達など、あなたの競技やスポーツ経歴を知らない人に読んでもらい、わかりにくい部分がないか確認するのもおすすめです。

人事や採用担当の目線を考えて

人事や採用担当は、「性格や人柄、考え方を知りたい」「企業が求める人物像に合っているか知りたい」という意図で、ESの提出を求めています。大会結果や競技レベルの高さなど、自分が伝えたいことだけを書くのはNG。企業側が見ているポイントや評価する要素をおさえて、上手にアピールする文章を作りましょう。

書き方のポイントと注意点をおさえたら、実際にESを書いてみましょう!

まだESの提出先が決まっていない場合など指定のフォーマットがない人は、スポナビのESフォーマットを使って練習してみましょう。

\スポナビのESはこちら/
https://know-how.sponavi.com/entrysheet-2/1479/

\その他ESの書き方はこちら/
・志望動機
https://know-how.sponavi.com/how-to/2903/
・ゼミ活動

https://know-how.sponavi.com/how-to/2969/
・趣味特技
https://know-how.sponavi.com/how-to/3118/
・インターン向け
https://know-how.sponavi.com/how-to/2938/

最後に、ESなどの書類選考の合格がぐっと近づく㊙テクニックをご紹介します!

合格が近づく
㊙テクニックをご紹介!
ガッツポーズをする就活生たち

合格が近づく㊙テクニックは、、、

書いたESを添削してもらうことです!

せっかく書いたESをセルフチェックで終わらせるのは非常にもったいないです。就職課や友人、先輩など、必ず第3者からアドバイスをもらいましょう。

自分では完璧だと思っていても、相手によっては理解しづらい表現もあります。客観的な意見やアドバイスを聞いて内容を改善することでより良い回答になり、選考通過率もUPします。アドバイスをもらったり、足りないポイントを指導してもらうことは、メリットしかありません!

アドバイスや添削をもとにより魅力的なESにすることで、書類の合格&選考突破や最終的な内定獲得がぐっと近づきます

スポナビでも自己PRやガクチカなどES添削を行っているので、ぜひご活用ください!

おすすめの添削方法

「就職課の担当者がわからない」「依頼できる人が見つからない」「専門的なアドバイスがほしい」という人は、エージェントやアドバイザーなど就活のプロを頼ってみましょう。初めて経験する就活の中で、プロのサポートはとても心強く頼もしい力になります。

就活のプロであるスポナビのスタッフは体育会出身者が多く、1年を通して大学や部活を担当します。そのため、自分自身の経験をもとに同じ視点で体育会学生に寄り添い、各部活動のスケジュールや特徴を把握したうえで、内定獲得そして納得のいく就活をトータルサポートします。スポナビに登録すると、自己分析や業界企業研究、イベント情報やおすすめ優良企業の紹介、面接対策、書類添削などの就職活動に関するサポートが完全無料で受けられます。

その面談の中で、自己PRやガクチカなどのES添削も行っています。ESなどの書類を添削してもらうための面談は、Webでも対面でもどちらでも参加可能です。文章が完成していない状態でも問題ありません。すでに提出したエントリーシートの添削も可能です。1対1でじっくり話しながら一緒に解決策を探していきます。基本的には面談で添削を行っていますが、まとまった時間を確保することが難しかったり住んでいる都道府県内にスポナビのオフィスがない就活生に対しては、LINEで添削することも可能です◎

《LINEの添削例》
このような感じで気軽に添削してもらうことができます。
LINEで添削してもらうスマホ画面

体育会学生は『時間』が限られているため、使えるツールやサービスは積極的に使って就活を効率良く有利に進めましょう。就職課とスポナビなどを併用することもおすすめです。

「就活に対して漠然とした不安がある…」
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といった質問・悩み相談・各種依頼も大歓迎です◎

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